金勝山ハイキングコース情報
【ハイキングコースの概要】
緑豊かなまちの南部にそびえる金勝山(阿星山・龍王山・鶏冠山)などをはじめとした近江湖南アルプス。
その中でも龍王山には平安時代の仏教文化の一翼を担っていた金勝寺(こんしょうじ)や平安時代に作られたといわれる狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)などがあり、これらの史跡をたどるハイキングコースが整備されています。ハイキングコースには、耳岩や天狗岩など自然にできた珍しい形の岩があり、そこからみる眺望は壮大です。
金勝山ハイキングコースには、「龍王山(りゅうおうさん)」「鶏冠山(けいかんざん)」といった干支にちなんだ名前の山があります。酉年には「酉→鶏」ということで、記念登山をされる方もおられるそうです。
(冬場はコースに積雪や凍結があります。ハイキングは充分注意して行ってください)
金勝山ハイキングマップおもて (PDFファイル: 4.7MB)
金勝山ハイキングマップうら (PDFファイル: 16.2MB)
注意:近江湖南アルプス自然休養林管理運営協議会事務局の電話番号が令和2年1月6日より変更されました。パンフレット記載の電話番号から変更になっておりますので、お掛け間違いのないようご注意ください。
(変更後) 080-6168-3734
令和2年4月より駐車場の料金が下記の通り変更となっております。ご注意ください。
開設期間:通年
有料期間:4月~翌年3月の土・日・祝および7月下旬~11月30日までは全日
開設時間:8時~17時(時間外でも出入りは可能)
駐車台数:普通車95台、大型車2台程度
森林環境整備推進協力金:大型自動車2000円、中型自動車1000円、普通および軽自動 車700円、自動二輪車200円
交通アクセス
- 金勝山(こんぜやま)ハイキングコースの各入口までのアクセスや所要時間は次のとおりです。
- ハイキングコース内の各地点間所要時間については、ハイキングマップをご覧ください。
栗東側からのアクセス
1.こんぜめぐりちゃんバスを利用する場合
4月から6月まで、9月から11月までの期間のうち、土曜日、日曜日、祝日にこんぜめぐりちゃんバスを運行しています。JR草津線手原駅南口から1日3本、道の駅こんぜの里りっとうまで約20分、金勝寺(こんしょうじ)まで約30分です。
新型コロナウイルスの影響により運行状況が変更になる場合があります。最新の情報は以下の一般社団法人栗東市観光協会のホームページにて確認下さい。
2.路線バス利用の場合
(1)コミュニティセンター金勝まで
JR東海道本線草津駅東口5番のりばから帝産湖南交通バス金勝線に乗車し終点「コミュニティセンター金勝(こんぜ)」下車。所要時間は30分です。なおバスからタクシーに乗り換える場合は手前の「中村」で下車してください。本数は少ないですが栗東駅発、手原駅経由のバスもあります。
(2)コミュニティセンター金勝(こんぜ)から全て徒歩の場合
(ア)「道の駅こんぜの里りっとう」から金勝寺を経由するとき
- 大野神社、九品(くぼん)の滝、泣き地蔵を経由し、道の駅こんぜの里りっとうまで約80分。さらに金勝寺まで約45分、馬頭観音堂前まで約80分。
- 県道栗東信楽線は交通量が多く歩道が一部区間しかありませんので、九品の滝から林道を通り泣き地蔵を経由するのがおすすめです。
- 途中の片山交差点の角には「片山公衆トイレ」を設置しています。ほかに道の駅こんぜの里りっとう、金勝寺、横ヶ峯展望所(馬頭観音堂前駐車場)にも公衆トイレがあります。
(イ)十九道(じゅうくどう)ダムから白糸の滝を経由するとき
大野神社、敬恩寺、十九道橋を経由し、十九道ダムまで徒歩約60分。なお敬恩寺近くの片山交差点の角と十九道ダムにはそれぞれ公衆トイレを設置しています。
(3)バスからタクシーに乗り換える場合
中村バス停の前にある「フレンドマート御園店」にタクシー待機場があります。
(ア)金勝寺を経由するとき
フレンドマート御園店タクシー待機場から道の駅こんぜの里りっとうを経由し、金勝寺までタクシーで約20分。さらに金勝寺から馬頭観音堂まで約5分。
(イ)十九道ダムから白糸の滝を経由するとき
フレンドマート御園店タクシー待機場から栗東ルモンタウン入口、走井林道を経由し、十九道ダム入口までタクシーで約15分。十九道ダムや白糸の滝を経由せず最短距離で天狗岩を目指す場合は、さらに十九道ダム入口から林道と登山道の交点まで約5分。
3.タクシー利用の場合
タクシーはJR東海道本線草津駅もしくは栗東駅、JR草津線手原駅から利用できます。手原駅から利用のときは事前にタクシー会社に予約をしておくと確実です。
(1)金勝寺を経由するとき
手原駅からの場合、道の駅こんぜの里りっとうを経由し、金勝寺までタクシーで約25分(草津駅からの場合、金勝寺まで約35分)。さらに金勝寺から馬頭観音堂まで約5分。
(2)十九道ダムから白糸の滝を経由するとき
手原駅からの場合、栗東ルモンタウン入口、走井林道を経由し、十九道ダム入口までタクシーで約25分(草津駅からの場合、金勝寺まで約30分)。十九道ダムや白糸の滝を経由せず最短距離で天狗岩を目指す場合は、さらに十九道ダム入口から林道と登山道の交点まで約5分。
4.車の場合
- 車の場合、栗東側は道の駅こんぜの里りっとう駐車場、金勝寺駐車場、横ヶ峯展望所(馬頭観音堂前駐車場)の利用となります。十九道経由については駐車場はありません。
- 大型バスや中型バスは林道の通行が極めて困難なため、道の駅こんぜの里りっとうの駐車場をご利用ください。マイクロバスは金勝寺駐車場まで入れます。
- トイレは道の駅こんぜの里りっとう、金勝寺、横ヶ峯展望所(馬頭観音堂前駐車場)にあります。
(1)道の駅こんぜの里りっとうまで
- 国道1号「上鈎北」交差点を信楽方面へ、県道上砥山上鈎線を道なりに進み「北の山」交差点を信楽方面へ。県道栗東信楽線沿い。上鈎北交差点から道の駅こんぜの里りっとうまで車で約20分。
- 名神高速道路「栗東インター」、料金所を出て最初の左側の降り口(栗東信楽方面)を降り、右折して県道上砥山上鈎線に入る。「北の山」交差点を右折(信楽方面)、県道栗東信楽線沿い。栗東インターから道の駅こんぜの里りっとうまで車で約20分。
- 道の駅こんぜの里りっとうは、大型バスも駐車できます。
(2)道の駅こんぜの里りっとうから馬頭観音堂前駐車場まで
道の駅こんぜの里りっとうの斜め向かいにある東並木林道入口から林道に入り、金勝寺まで車で約10分。さらに金勝寺から横ヶ峯展望所(馬頭観音堂前駐車場)まで約5分。
大津側からのアクセス
1.路線バス利用の場合
(1)上桐生
- JR東海道本線草津駅東口から帝産湖南交通バス「桐生線」に乗車。終点「上桐生(かみきりゅう)」バス停下車すぐ。草津駅から上桐生まで30分です。
- 上桐生バス停となりの一丈野(いちじょうや)駐車場にトイレがあります。
2.車の場合
車の場合、大津側は上桐生バス停となりにある「一丈野(いちじょうや)駐車場」利用となります。桐生辻には駐車場がありません。
(1)一丈野駐車場まで
- 国道1号「草津3丁目」交差点を信楽方面へ。県道大津能登川長浜線を道なりに進み「岡本町南」交差点を直進、すぐに「岡本工業団地口」交差点にて草津川を渡り、草津川を右側に見ながら川沿いに行き止まりまで進むと「一丈野駐車場」です。
- 名神高速道路「草津田上(くさつたなかみ)インター」を降り、右折。県道大津能登川長浜線(通称、山手幹線)を草津市街方向へ進み「岡本町南」交差点を南郷方面へ。すぐに「岡本工業団地口」交差点にて草津川を渡り、草津川を右側に見ながら川沿いに行き止まりまで進むと「一丈野駐車場」です。
- 草津3丁目交差点または草津田上インターから一丈野駐車場まで、車での所要時間はそれぞれ約15分です。
- 一丈野駐車場利用には、清掃協力金として普通車1日700円、自動二輪車1日200円が必要です。大型バスも1日2,000円で駐車できます。
注釈:駐車場有料期間:4月~翌年3月までの土日祝。7月末(夏休みの開始時期)~11月末までの平日・土曜日・日曜日・祝日。開設時間8時~17時(時間外でも出入り可能です。) - カーナビゲーションでは「特別養護老人ホーム桐生園」(電話番号077-549-1129)を目標に設定するのが便利です。
ハイキングコース
- 地点名称や区間所要時間などは金勝山ハイキングマップを参照してください。
- 狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)および天狗岩への所要時間は次のとおりです。
1.馬頭観音堂から
(1)狛坂磨崖仏
馬頭観音堂→龍王山(標高604m)→白石峰→重岩→国見岩→狛坂磨崖仏(約60分)
(2)天狗岩
馬頭観音堂→龍王山(標高604m)→白石峰→耳岩→天狗岩(約60分)
2.道の駅こんぜの里りっとうから
(1)狛坂磨崖仏
道の駅こんぜの里りっとう→金勝寺→馬頭観音堂→龍王山(標高604m)→白石峰→重岩→国見岩→狛坂磨崖仏(約140分)
(2)天狗岩
道の駅こんぜの里りっとう→金勝寺→龍王山(標高604m)→白石峰→耳岩→天狗岩(約140分)
3.十九道ダムから
(1)狛坂磨崖仏
十九道ダム→白糸の滝→天狗岩→耳岩→白石峰→重岩→国見岩→狛坂磨崖仏(約110分)
(2)天狗岩
十九道ダム→白糸の滝→天狗岩(約60分)
4.上桐生(一丈野駐車場)から
(1)狛坂磨崖仏(南谷林道経由)
上桐生→オランダえん堤→逆さ観音→出合→狛坂磨崖仏(約120分)
(2)天狗岩(落ヶ滝線から北峰縦走路経由)
- 上桐生→落ヶ滝分岐→北峰縦走路交点→天狗岩(約120分)
- 落ヶ滝を見物するときは、所要時間を約10分プラスしてください。
金勝山ハイキングコースの注意点
- コースによっては足場が悪い箇所がありますので、充分注意してください。
- 体調に応じて早めに休憩をとり、無理のないコースを選択しましょう。
- 午後の出発を避け、早めに出発し早めに帰れるように計画をたてましょう。
- 入山届を提出しましょう。
- 蜂や蛇に注意しましょう。
服装
- 長袖、長ズボン
- 軽登山用の靴またはトレッキングシューズ(履き慣れたもの)
- 厚手の靴下
- 帽子 ・リュックサック(両手が自由になる鞄)
(コースの積雪や凍結が想定される冬場は、アイゼン等の滑り止めも用意してください。)
持ち物
虫除けスプレー ・水筒 ・常備薬 ・雨具 ・タオル ・ゴミ袋
その他こんなものも役立ちます
- 携帯用灰皿(喫煙される場合) ・軍手または軽登山用の手袋
- 軽登山用のステッキ ・消毒薬、キズテープ ・ウェットティッシュ
- 日焼け止め ・非常食(アメ・チョコレートなど)
その他
- あいさつを忘れずに。道を譲り合いましょう。(登りが優先です)
- 枝を折ったり樹木に傷をつけないようにしましょう。
- 焚き火・タバコに注意しましょう。
- 樹木や土石の採取はやめましょう。
- ゴミは持ち帰りましょう。
リンク
こんぜの里(道の駅こんぜの里りっとう、森遊館、森の未来館、バンガロー村)
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更新日:2023年11月08日