トップページ(目次)へ
み〜んなのひろば
 今回は国の重要文化財に指定されている大角家、和中散本舗と梅ノ木小休本陣について紹介します。
 和中散本舗と梅ノ木小休本陣大角家住宅のある六地蔵は東海道五十三次の草津宿(52番)と石部宿(51番)の中間にあって、「間の宿」としてにぎわったところです。六地蔵は古くは梅ノ木(村)と言われ、この辺り多くあった大きな梅の木の木陰などで行き交う旅人らに薬を売っていました。その薬を「和中散」といい、本家、元祖として、ぜさいや<屋号>(是斎)と称し、是斎は大角を名乗りました。和中散は徳川家康の腹痛を治したことで、街道を通じて全国に名を知られる「名薬」となりました。
 建屋は江戸時代に建てられ、何度か改修を加えられて現在に至っています。建屋の西の間は製薬所で、4mもの大きな製薬機械があります。この機械はいろいろな工夫がされており、当時のままの状態で残っているものは日本でここだけであり貴重なものです。この機械を見て、多くの見学者は目を見張り大変興味を示し感心されます。
 建物の東側には増築した座敷があり、そこを「梅ノ木小休本陣」としました。座敷内には有名画家、書家の絵画、襖絵、掛軸などの文物が多くあります。また小休本陣の日向山を借景とした庭園はサツキ、カキツバタが咲く季節にはすばらしいものです。ぜひ、現地でご覧ください。
問合せ
経済観光振興課 TEL.551-0126 FAX.551-0148

”中学校の卒業式前日、準備がひとまず終わり、一段落ついたころ、体育館でパイプいすをぞうきんでふいていると、残っていた3年生男子生徒が数人、「先 生、ぼくたちにも手伝わせてください。何をすればいいですか。」と尋ねてきました。そして生徒たちは、ぞうきんを水でぬらし、絞ってきて保護者席や来賓席のパイプいすを熱心にふいてくれました。卒業生としての自覚と、卒業式を前に、お世話になった学校への感謝の気持ちを形にしてくれたと思い、とてもうれしかったです。” 
(学校から)
 昨年度発行した『教育長への手紙―101選』は、おかげさまで新聞のコラム欄に掲載されたり、ラジオ番組で紹介されたりするなど、大きな反響がありました。子どもたちの「キラッ」としたしぐさや行動に心が温かくなったという人がたくさんおられます。平成21年度は、1年間に報告いただいた「125通」のきらり情報の中から、「28通」を小冊子にまとめました。どれも心温まるすてきな報告です。各コミュニティセンタ ーや児童館、図書館に設置していますので、ぜひお読みください。


左から
竹村明さん(東坂)
永田純子さん(中沢)

 今回は、3月に東坂で行われたビニールハウスで絵を描くイベント、「びにーるはうすde美術館」を中心的に企画、運営した2人を紹介します。



■イベントを企画したきっかけは?

 (永田さん)竹村さんのビニールハウスに野菜を買いに行ったときに、POP広告(注)としてダンボールに野菜や果物の絵が描いてあったのです。その絵がとてもかわいく、買い物に行くたびに増えていったので、一度展示会を開いてはどうかと竹村さんに持ちかけました。
 (竹村さん)花や野菜を買いに来たお客さんに楽しんでもらおうと、不要になったダンボールに絵の具で絵を描いてビニールハウス内に貼っていました。永田さんから、展示会をしてはどうかとの提案を受け、自分の絵だけを展示するのは恥ずかしかったので、永田さんや東坂花き園芸組合の仲間と相談し、いろいろな人に参加してもらえる「お絵描きイベント」をすることになりました。

■当日の感想は?
(竹村さん)子どもたちも含め、予想以上にたくさんの人が参加してくれ、うれしかったです。ビニールハウスの野菜や果物を題材に描く人、なにも見ずに描く人、それぞれ思い思いに楽しんでくれました。他の人が描いた絵を見ることは、わたしにとって、次の作品につながる新しい発見になりました。

■今後やってみたいことは?
(永田さん)今後も、地元の人の隠れた能力や才能を発表できる場を作っていけたらと思っています。誰かにやってもらうのではなく、自分たちで楽しみを作るということをみんなでやりたいです。そういう場として、光が差し込んで明るく、適度な大きさのビニールハウスはすごくいい場所だと思います。

 野菜などを買いに来るだけではなく、お客さんがいろいろ参加してくれるのが楽しいと語る竹村さん。生産者と消費者のよい関係が築かれているようです。今回のイベントの様子は12ページのフォトニュースをご覧ください。

(注)【POP広告】…商品のそばに付けられた、商品説明やイラスト、値段などが書かれた広告

 消火器の悪質な訪問業者に注意!
 「古い消火器の引き取りをしています」とやってきた業者に、高額な引き取り料を請求されそうになったり、新たに消火器を購入させられそうになったりという相談が寄せられています。古い消火器が爆発する事故が報道されたこともあり、消火器の処分に困っている人をターゲットにしているようです。もし訪問販売で消火器を購入した場合はクーリングオフが適用されますので、契約書面を受け取った日から8日以内であれば無条件で解約できます。
 使わなくなった古い消火器などを廃棄処分するときは、販売店や市内の引き取り業者(有料、問合せ先:生活環境課)もしくはメーカーも回収リサイクルを行っていますので各メーカーに問合せてください。被害にあわないために業者名や訪問目的などを確認すること、安易に家に入れないこと、その場ですぐに契約しないことなどが大切です。
問合せ
生活環境課 TEL.551-0115 FAX.552-7000
 草津警察署安全伝言板
自転車のマナーを守りましょう!
 新緑の季節になりました。さわやかな風を受けて、サイクリングなど自転車に乗る機会が増えてきます。
 自転車は、省エネにもなり、健康にもよい身近な乗り物ですが、法律上は車両とみなされ、
○一時停止場所では一時停止する
○信号を守る
○道路へ出るときに一時停止する
○安全を確認する
などのルールを守って交通事故を防止する責任があります。自転車が信号を守らない、一時停止交差点で止まらないことなどから交通事故になるケースが増加しています。車も自転車も歩行者も交通ルールを守って、お互いが注意し合って交通事故を起こさないように気をつけましょう。
問合せ
草津警察署 交通課 TEL.563-0110 FAX.563-0116
このコーナーでは、皆さんからの投稿を募集しています。
(1)イラスト・絵手紙
(2)詩
(3)あなたが撮った市内の風景(人物が写っている場合は、本人の了承を得て投稿してください)
(4)子どもの何気ない一言など。
投稿は、未発表のものに限ります。はがき・FAX・Eメールなどでお寄せください。ペンネームでも結構です。ただし、(1)(3)は掲載後、返却しますので、必ず住所と本名を記載してください。
また、地域でキラリと輝く人を紹介してください。広報係が取材に伺います。
【あて先】〒520-3088(住所不要)
栗東市役所政策秘書課広報係
TEL:551-0641 FAX:554-1123
E-mail:[email protected]
トップページ(目次)へ