活動を始めたきっかけ
平成6年1月に、滋賀県立聴覚障害者センターの要約筆記者養成講座を修了した人のうち、栗東の在住者5人で結成しました。
現在の活動内容
要約筆記とは、病気などで人生の途中で耳が聞こえなくなった人や、高齢で難聴になった人などに対して、聞こえてくる話の内容をその場で要約し、文字にして伝える筆記通訳のことです。利用者の隣で紙に書くノートテイクと、OHCという機器を使いスクリーンに映す方法があり、最近ではパソコン要約筆記などもあります。
現在のメンバーは8人です。毎月第2、第4水曜日の13時30分〜15時30分にボランティア・市民活動支援センターで例会を開いています。例会では、各自の活動に対する思いや、普段の生活などについて話をして、それを要約筆記する練習方法を行っています。外での活動としては、メンバーそれぞれが滋賀県立聴覚障害者センターに要約筆記者として登録しており、センターからの依頼に応じて活動しています。会議、講演会、イベントなどから、病院で医師の話を伝えること、学校の講義など
活動の場は幅広いです。また、中途失聴者団体や他の要約筆記サークルとの交流も大事な活動です。
ひとことメッセージ
要約筆記は、一般社会においてまだまだ知名度が低いです。聴覚障がい者の社会参加やコミュニケーションに欠かすことのできない要約筆記、もっと広めていきたいです。関心のある人、男性や若い人の入会も待っています。聴覚障がい者の参加も歓迎します。 |