板庇雄馬さん(18歳・高野)
栗東高校3年。今年1月、ウインドサーフィンの全日本アマチュア選手権大会スペシャルクラスで優勝し、高校生初のプロ選手となった。
■ウインドサーフィンはどのようなスポーツですか?
帆のついたボードに乗り、風と波を利用して水面を滑走するスポーツです。競技はトーナメント方式で、8分間の演技で2人が競います。得点はジャンプなどの技ごとに決められた点数と、審査員が付ける波乗りの点数、着水の失敗などによる減点で決まります。
■ウインドサーフィンを始めたきっかけは?
両親がウインドサーフィンをしていたことがきっかけです。小学3年生のころから琵琶湖でウインドサーフィンを遊びでやるようになりました。小学4年生のころから父の指導を受けて本格的に始め、2年くらいかかってようやく水面を速く進めるようになりました。
■高校を休学しハワイで練習した理由は?
高校2年生のときに出場した全日本アマチュア選手権大会スペシャルクラスでの成績がベスト8にとどまり、とてもくやしい思いをしました。もっと練習に励む必要があると感じたため、1年間高校を休学し、ウインドサーフィンの聖地といわれ、世界のトップ選手も練習しているハワイのマウイ島で練習に打ち込むことにしたのです。昨年5月から7月と9月から11月の合計6カ月間ハワイに滞在し、毎日6〜7時間練習に励みました。
■食事面などで気をつけていることは?
いい体を作るには、バランスのよい食事を食べることが大事だと思います。食べ物の好き嫌いは特にありません。外食もほとんどしないですね。
■今後の目標は?
プロの大会で年間ランキング1位を目指しています。また、海外の大会にも出場していきたいです。今後は大学に行きながら、プロを続けたいと思っています。
“世界を目指す板庇プロの今後の活躍に注目です” |