右から 冨田紘彦さん(68 歳・御園) 平田宇一さん(66 歳・小野)
私設の交流館「みんなの森 トロリン亭」のオーナー冨田さんと利用者の平田さん。
■「みんなの森 トロリン亭」はどんなところですか?
(冨田さん)サークルの活動拠点やいろいろな講座の会場などとして、用途や時間など大きな制約なく使える交流館です。キッチンや風呂もあり、食事を作ったり、宿泊したりすることもできます。
■トロリン亭を建てることになったいきさつは?
(冨田さん)以前より、こんぜ自然薯研究会やこんぜ里山楽校の一員として活動しています。自然薯栽培の作業や地域活動に各地から人がやって来るので、拠点として交流や宿泊ができる施設を造りたいと6年ほど前から考えていました。この建物は、もともと京都市にあった展示用モデルハウスで、昨年の9月から今年の5月にかけて、たくさんの人の協力を得て、現在の場所(御園)に移築したものです。
■トロリン亭で活動することになったのは?
(平田さん)数年前にボランティアグループの集まりで冨田さんと知り合いました。わたしは退職後、ガラスのエッチングや竹細工作りをしており、教室を開いています。トロリン亭を建てると冨田さんから連絡があり、活動場所に使ってほしい、トロリン亭の運営委員をしてほしいと依頼されたのです。
■トロリン亭をどのように活用したいですか?
(平田さん)ここに来る仲間と井戸端会議をしながら、どのような活動ができるかを考えていこうと思います。今計画しているのは、竹細工、ガラス細工教室のほか、工作教室、絵画教室、折り紙教室、健康教室や音楽会など、高齢者の生き甲斐づくりや子どもたちの環境学習の支援につながる活動です。社会に貢献し、元気で長生きができる社会づくりに役立てばと考えています。来たい人が集まり、自由に活動ができる場所にしたいと思います。
"優しい癒しの建物「トロリン亭」へ一度遊びに行ってみませんか?" |