上田美優さん(17 歳・安養寺)
華頂女子高校3年。8月に沖縄で行われた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の空手道女子個人形で準優勝。
■空手を始めたきっかけは?
小学2年生の時に、近所の空手道場へ見学に行き、おもしろそうだったので始めました。小学生、中学生のころは道場に通って練習し、高校は空手部のある華頂女子高校に進学しました。高校に入ってからは、学校の部活動に加えて道場にも通い、ほぼ毎日練習しました。
■空手の個人形はどのような種目ですか?
形は規定に沿った動作を、いかに正確に力強く演じられるかを競う種目です。2人がそれぞれ形を演じて、5〜7人の審判員がどちらの演武が優れていたかを判定し、より多くの審判員が優れていると判定した選手が勝ちとなり、トーナメント形式で行われます。また、3人1組で同じ動作をして、正確さ、力強さに加え、いかに3人が揃っているかを競う団体形という種目もあります(インターハイでは団体形はありません)。
■インターハイに出場した感想は?
昨年、高校の先輩が出場したインターハイを見に行って、大会の規模や盛り上がり、選手のレベルの高さを直接感じ、すごいなと思いました。今年初めてインターハイに出場したのですが、そんなすごい大会で勝ち上がれるとは、最初は思っていませんでした。高校最後の大会なのでおもいっきりがんばろうと思い、仲間やコーチの応援もあって、決勝まで勝ち上がることができました。
■空手をやっていてよかったことは?
小学生の時から続けている空手は生活の一部になっています。道場や学校で家族のように接してもらい、良い先生、良い仲間に恵まれたと思っています。
■今後の目標は?
空手部のある大学に進学して、空手を続けたいと思っています。小学生、中学生、高校生の時に、それぞれの全国大会に出場しましたが、日本一になったことはまだありません。大学在学の4年間に、一度は日本一になれるようがんばります。
"上田選手の大学進学後の活躍にも注目です。日本一を目指してがんばってください" |