松岡哲士さん(19 歳・小平井)
10月23〜25日に千葉県で開催された全国障害者スポーツ大会水泳競技 知的障害 少年の部 25m背泳ぎと50m自由形でともに3位に入賞。
■水泳を始めたきっかけは?
小さいころから水が大好きで、3歳のときからスイミングスクールに通うようになりました。最初は水泳というより水遊びをしている感じでしたが、毎週1回通い続けて、だんだんと泳げるようになりました。夏には市営プール(栗東西中学校)にも毎日のように通いました。
■学校でも水泳をしていたのですか?
中学校では水泳部に入りました。4月〜10月は毎日プールで練習しましたが、水が冷たい時期は特に大変でした。中学3年生のときに初めて滋賀県障害者スポーツ大会の水泳競技に出場しました。中学校卒業後は信楽学園に入り、3年間寮で生活しました。信楽学園のプールや、近くの公営プールで泳ぐほか、自宅に帰る週末にはスイミングスクールにも通い、水泳を続けました。
■全国大会に向けて、どのような練習をしましたか?
昨年3月に信楽学園を卒業して就職し、昨年8月から県立障害者福祉センター(草津市)の選手育成コースに通い始めました。昨年9月に出場した滋賀県障害者スポーツ大会(全国大会の選考会を兼ねている)の結果がよく、今年1月に全国大会出場選手の候補者に選ばれ、今年5月に正式に代表に選ばれました。その後は合宿や強化練習、個人練習を重ねて、全国大会に備えました。
■滋賀県代表として全国大会に出場した感想は?
代表に選ばれるのは難しいですが、実際に選ばれて練習をがんばってきてよかったと思いました。大会が始まる前は不安でしたが、大会が進んでいくうちに会場の雰囲気にも慣れ、競技を楽しめるようになりました。全国の他県の選手と交流を深められたこともよかったです。
■今後の目標は?
国内最高峰の競技大会であるジャパンパラリンピックに出場するのが目標です。日本知的障害者水泳連盟の大会で成績上位になると出場権が得られるので、出場を目指してがんばっていきたいです。
“試合出場や合宿参加に会社の理解があり、水泳を続けられているという松岡選手。今後の活躍に注目です" |