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「平成23年度栗東市農業施策に関する建議書」を提出
 建議とは政府や行政に対し、意見や要望を申し出ることです。市の農業や農業者を守る農業委員会にとって、市の施策に対し建議をすることは、大切な仕事の一つです。
 農業委員会は、昨年12月7日に建議書を市に提出しました。農業者が将来に希望を持って働くことができ、市民が新鮮で安全な地元の農作物をいつでも食べることができるようにしたいとの思いを込めて、次の内容を建議しました。

◎栗東市農業施策に関する建議
1.担い手・経営対策について
@集落での農業の将来像の再検討と推進体制の構築
A担い手・農業者の発展支援措置の充実
B農業を基幹とした6次産業化の推進
C農業団体間の連携強化と農業後継者の育成
2.農地等の保全と有効利用対策について
@遊休農地の解消と対策について
A主要河川の改修や用排水路の整備
B農業委員会予算と人員措置
3.地産地消による産地づくりと流通体制確保について
○農地・農業・食料と環境を守る栗東市として消費者を入れた体制づくり
4.栗東の特性を活かした都市近郊農業について

○市民農園などによる活用や、農業経営の広域的な連携、農業請負組織体の育成と、市街化区域の農地の税制面の配慮

5.食料の需給安定対策について

○安定供給と水田農業の将来にわたる安定的な発展のため、米の価格下落に歯止めをかける対策を講じるよう、県や国に対しても要請を

6.有害鳥獣被害防止対策の拡充について
○有害鳥獣の農作物被害が頻発し、農業者の生産意欲を阻害している。耕作放棄地の増大につながる深刻な問題と捉え、獣害対策を強化した助成と、山林の整備のため市民参加による里山保全などの対策を
(建議書から抜粋)

◎農地の売買・貸借について
 農地の売り買い、貸し借りは、農業委員会への申請(届出)が必要です。相続された農地も農業委員会への届出が必要になりましたのでご注意ください。詳しくは農業委員会事務局までお問合せください。

◎平成23年の基準借地料(10aあたり)

野洲川水系と金勝川水系中・下流域
(平均収量480kg)
8,000 円
金勝川水系上流域
(平均収量450kg)
6,000 円
金勝川水系山間地域
(平均収量430kg)
4,000 円
全域 3,000 円
※借地料は、圃場の立地条件により、上限30%の加算を限度とし、相互の話し合いで決定してください。
問合せ
農業委員会事務局 TEL.551-0319 FAX.551-0148
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