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藤田アニコーさん

(30歳・中沢)


廃食油、空き缶や古紙など資源物のリサイクルを通じて地域の環境保全に取り組むグループ「循環型社会創造研究所 えこら」を立ち上げた。ハンガリー出身。

 ■環境問題に興味を持ったきっかけは?
 電化製品の修理が得意だった父の影響で、子どものころから壊れたものを修理して使ったり、節電や雨水利用に努めたりしていました。でも、当時は環境問題を意識していなかったです。本格的に行動しようと思ったのは、来日し大阪大学大学院に留学していたころ、環境問題に取り組むNPOの人たちと出会ったことがきっかけです。普段の生活の中に、知らないうちに環境を破壊すること、もったいないことがあると気付かされました。
 ■「循環型社会創造研究所 えこら」を立ち上げた理由は?
 リサイクル会社に就職し、現在も働いています。会社ではできない部分で環境保全に取り組む団体をつくろうと、昨年7月に「えこら」を立ち上げました。地域の人や企業、団体と一緒に循環型社会を目指して取り組んでいます。
 ■「えこら」はどのような活動をされていますか?
 個人や団体などに応援メンバーになってもらい、リサイクル可能な廃食油、空き缶やペットボトル、古紙などの資源物を集めてもらっています。それを協力リサイクル会社に売却し、収益の一部を琵琶湖の総合保全に使われている滋賀県の「マザーレイク滋賀応援基金」に寄付することで、地域の環境保全に貢献しています。また、環境学習やワークショップなども開催しています。
 ■今後、取り組みたいことは?
 社会をよりよくしていくため、多くの人に環境保全活動に参加してもらえるよう、参加しやすい仕組みや楽しく学べるエコライフ活動を提供していきたいと思います。また、栗東でも廃食油の回収活動を広げていきたいと考えています。
 社会をよりよくしていくため、多くの人に環境保全活動に参加してもらえるよう、参加しやすい仕組みや楽しく学べるエコライフ活動を提供していきたいと思います。また、栗東でも廃食油の回収活動を広げていきたいと考えています。

 “「普段、何気なく捨ててしまうごみが本当は大事な資源。その資源を再利用するだけではなく、環境保全にも役立てる。小さなことでも、みんなでやれば、大きな変化になります。ぜひ応援メンバーになってほしいです。」と語る藤田さん。循環型社会を目指し、今後も活動される予定です”
(えこらホームページ)http://ekora.jp/

市では、携帯電話用ホームページを開設しています。
http://www2.city.ritto.shiga.jp/mobile/
右のバーコードからもアクセス可。
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