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 子育て情報  健康増進課 母子保健係
■食育ってどんなこと?
 “食育”という言葉が使われるようになりましたが、“実際、家ではどんなことをしたらいいの?”と思われる人はたくさんいると思います。食育とは、さまざまな経験をとおして、食の知識と選択する力を学び、よい食生活を実践することができる人を育てることです。食事の用意のお手伝いで感謝の心を育てることや、家族そろって食事をし、あいさつする習慣を身につけることも“食育”です。
 また、食後の片付けも大事な食育です。片付けは、自分がやってしまったほうが早いと大人がやりがちですが、子どもの生活力を育む大事なこと。お皿が1枚ずつであれば低年齢でも運ぶことができるので、手伝わせてあげましょう。上手にできたらほめてあげると、最初はあそび感覚ですが、続けるうちに習慣となり、くせになっていきます。
■子どもの料理デビュー
 何でもしたがる2〜3歳から、料理を始めるのがおすすめ。いつもは苦手な食材も、自分でお手伝いした料理は、おいしいと食べてしまいます。
 大人はお手本だけを見せて、あとは手を貸さずに待ちましょう。失敗しても温かい目で見守ることで、子どもの自立を助けます。
 また、食べたあとは「とってもおいしかったよ」と声をかけてください。この言葉が印象に残り“また作りたい”と、食への関心が深まります。
 日々の簡単な作業からどんどん食に触れ、食材や食事、食習慣に関心を持ってもらいたいものです。
【手伝いをさせる利点】
●食材に興味を持ち、苦手なものもおいしく食べられる。
●自分でやりたい気持ちを育てる。
【2〜3歳からできる料理】
●野菜を洗う。
●ちぎる。(こんにゃく、のり、ハム、キャベツなど)
●混ぜる。(ごはん、ポテトサラダの具など)
●型で抜く。(クッキー、チーズ、ハム、薄焼き卵など)
【大人の支援ポイント】
●手を出したくても我慢。こどもの自立を助ける。
●できたらしっかりほめる。
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