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 りっとうの景観を語る
 
第33回寄稿 山内 勝洋

目川在住
第三期栗東市景観百年審議会・委員
目川・岡景観ルール部会に携わって
 目川のまちをよりよいものにし、また未来につなぐため、平成18年に「目川まちづくり委員会」を発足させ、目川のまち並みを見て回る「まちあるき」や、ワークショップ、視察研修を実施しました。そして、試行錯誤の末に、目川のこれからのまちづくりを形にした「目川まちづくり計画」が完成しました。さらに、「東海道を1日車両通行止めにしてゆっくりできたら」という想いから、岡自治会と協力して「東海道ほっこりまつり」を平成19年から毎年開催しています。
 また、昨年は「板塀プロジェクト」と「景観ルール部会」を立ち上げました。「板塀プロジェクト」では、既存のブロック塀に手作りの板塀を貼り付けることで、歴史的風情を再現することができました。一方「景観ルール部会」では、昨年5月に目川、岡の住民や、龍谷大学の学生たちと再び東海道を歩きました。まちあるきで、今まで気付かなかったまち並みや移り変わる風景を再認識するとともに、街道を生活道として使っている人々の街道への想いを知りたくなったことから、昨年11月に景観アンケート調査を実施しました。すると、想像以上に反響があり、参考になる意見や提案を多数いただいたことから、今年3月に「よりあい」の場を設け、アンケート結果の報告を行いました。その際に、懐かしの写真観賞や、龍谷大学の学生から、学生の地域内での活動拠点となる「かたつむ邸」の案内もしてもらい、非常に和やかに終わりました。また現在「かたつむ邸」は、景観ルール部会の話し合いの場としても、活用させていただいています。
 景観ルール部会は1年過ぎたところで満足なものではありません。地道に人づくりから始め、仲間づくり、そしてまちづくりへとつなぎ「住みやすいまち」「誇れるまち」、さらに「次世代に引き継げるまち」を目指しています。また私自身も、栗東市景観百年審議会委員として、景観行政の推進にアシストできるよう取り組んでいきたいと思っています。
問合せ
都市計画課 景観・まちづくり係 TEL551-0116 FAX.552-7000

◆今後の掲載予定
りっとう再発見………9、10、12、1、3月号
すだじいの百年日記…11、2月号

《大宝小学校》「心も体も元気いっぱいピカピカ週間!!」
 大宝小学校では、子どもたちが自ら健康な生活を意識し行動できるように、6月と10月に「心も体も元気いっぱいピカピカ週間」を設定し、カードを使って普段の生活について点検しています。
 子どもたちからは、「習い事や家庭の状況から毎日早い時刻に寝ることは難しい。」という声がよく聞かれます。そのため、自分に合った就寝時刻を家庭で相談し、その目標を達成できたかどうかチェックしたり、お家の人から励ましの言葉を書いてもらったりしています。これからも、家庭と協力してこの取り組みを続けていきたいと思います。
問合せ
学校教育課 TEL.551-0130 FAX.551-0149
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