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 子育て情報  健康増進課 母子保健係
■むし歯のない乳歯が健康な永久歯への近道!
 「どうせ生えかわるから」と、乳歯のむし歯を甘くみてしまう人もいるかもしれません。しかし、乳歯がむし歯になってしまうと、食べ物がしっかりかめなかったり、偏食となったりすることがあります。さらに、乳歯がむし歯になると、乳歯の下で今か今かと生える準備をしている永久歯の歯並びや丈夫さにも影響してしまいます。
■しっかり“かむ”ことでむし歯予防
 むし歯予防には、規則正しい生活や毎日の口腔ケア、定期的な歯科健診が重要です。これらだけでなく、しっかりかむこともまた、むし歯予防に一役買ってくれます。しっかりかめばかむほど、抗菌作用のある唾液が盛んに分泌され、むし歯予防となります。また、むし歯予防だけでなく、味覚の発達、肥満の防止、言葉の発達、脳の発達も促すことができます。もちろん大人にも効果があります。日頃も“かむ”ことを意識して食事をしてはどうでしょうか。
■“かむ”ことを練習していこう!
 かむことは、練習して身につけるものです。奥歯が生えてくる1歳半〜3歳くらいまではかむ能力がいちばん身につきやすい時期なので、繰り返しかむことを教えてください。子どもは、親の食べるところを見て学ぶので、できるだけ親がかんで食べる姿を見せるようにしましょう。かといって、いきなり固い物や繊維の多い物を与えると丸のみしたり、好き嫌いの原因となります。歯の生え方に合わせて、素材の切り方や野菜のゆで加減を変えたり、果物をヨーグルトに混ぜるなどの工夫をしてかむ回数を増やしましょう!
栗東市歯科保健専門委員会
『広報4月1日号折込の「健康づくりカレンダー」を参照してください』
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