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 子育て情報 地域子育て支援センター
大宝東児童館内 TEL.551-2370 FAX.551-2330
治田西カナリヤ第三保育園内 TEL.553-3907 FAX.553-3908
金勝児童館内 TEL.558-3527 FAX.558-3527
子どもの自我と関わり
 2歳前後になると、「自分でする!」と子どもは、さまざまなことに挑戦しようとします。しかし思うようにいかず、かんしゃくを起こすことも少なくないでしょう。そんなとき、私たち大人はついいらいらして「早くしなさい。」とせかしてはいませんか?
 また、行動範囲や興味も広がり、ひやひやする場面に出くわすこともあるでしょう。大人は、「だめ!」「いけません。」とつい口にしてしまいがちです。実はそのような子どもの行動は、「自我の芽生え」、つまり心の成長の現れなのです。自分の思いをまだ言葉で十分に説明できないので、表情や態度で表現します。「わたし、ぼくは、ひとりの人間だよ。」と訴えているのです。子どもは親と別の人格ですから、言うことを聞かないときもあって当然です。「1人の人間として」わが子の自我を認め、共感し、伸ばしていく姿勢が重要です。
 そして、子どもが「自分で、自分で」と言い始めたら喜びましょう。何かに取り組もうとするときは1人でやらせることが大切です。
 子どもの作業を見守り、待ち、適切に助けましょう。そして、子どもが自分でできたときは一緒に喜び、認めてあげましょう。そうすることで子どもは安心感を得て、それが自信につながり自立への一歩を踏み出します。子どもとゆったり関わることを心掛けてみてください。
※地域子育て包括支援センターだよりは、児童館やコミセンなどにあります。
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