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 このページは、さまざまな分野で活躍されている市民、市内のボランティア・市民活動・生涯学習などのグループを紹介するコーナーです。

左から

太田 宏輝さん

岡本 直丈さん

松木 陸さん

(3人とも葉山中学校2年)


今月は、昨年12月に東京で開催された「第1回科学の甲子園ジュニア全国大会」で優勝した滋賀県代表チームのメンバーである、葉山中学校の3人を紹介します。

 ■科学の甲子園ジュニア全国大会とは?
 47都道府県から6人の代表チームが出場し、科学の知識や技能を競う中学生の全国大会です。昨年初めて開催されました。滋賀県代表は、昨年8月の県予選で優勝した滋賀大学教育学部附属中学校の3人と、2位に入賞した私たち葉山中学校の3人の6人でチームを組み、出場しました。
 ■大会ではどのように競うのですか?
 大会は筆記競技と実技競技があり、合計点で総合成績が決まります。筆記競技は物理、天文、地学、数学、生物、情報の6問出題されるので、6人で分担して1人1問ずつ解答しました。実技競技は2問あり、滋賀大学教育学部附属中学校と葉山中学校で、各校1問ずつを担当しました。
 ■実技競技の内容は?
 葉山中学校の担当は、27対20対11対7の容積比がある4つの升を使い、一番大きい27の升いっぱいに入っているプラスチックビーズを3等分するという問題でした。手順を考えて提出するまでの早さ、考えた手順の少なさ、実際にその手順で3等分したときの誤差、そして事前レポートの4項目で採点されます。苦戦しましたが、うまい方法を思いつき、なんとか解答できました。
 ■優勝と聞いていかがでしたか?
 動転していてよく覚えていませんが、うれしいというより驚きの方が大きかったように思います。後からじわじわと喜びが湧いてきました。
 ■今後の目標は?
 3人とも理科や数学が大好きなので、実用数学技能検定に挑戦するなど、これからも勉強をがんばっていきたいです。将来、科学の甲子園全国大会(高校生の大会)にも、3人で出場できたらいいなと思っています。

 “理科の先生から今回の大会の話を聞き、1年のときから仲の良かった3人で出場を決めたそうです。3人の今後の活躍に注目です。”

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