■今や「嵐」の聖地として全国的に有名です |
マスコミが取り上げてくださったこともあり、全国各地からファンが訪れてくださっています。ファンの皆さんの情報発信力は大きなものがあり、このような不便な場所にあっても、ブログなどを見て遠方より来てくださいます。今年は午年で、大野神社が馬と縁の深い神社ということもあり、半年で約10万人もの参拝者がありました。 |
■日々、心掛けておられることはありますか? |
「神社」というと、少し敷居が高いイメージがあるのではないでしょうか。神社を盛り上げていくのに、一番大切なことは、人との出会いだと考えています。一つの出会いを大切に、私自身が出ていき、参拝者と自然に交流しています。皆さんとの会話から気付かせていただくことが多くあります。また、多くの美しい花を植えるように心掛けています。花には生命力があります。美しい花によって、参拝者との関係を近いものにし、ふれあいにより、古き良き文化と同時に新しい文化を発信していくことができるように努めています。 |
■魅力あるオリジナルグッズも発信されていますね |
参拝してくださるファンと一緒に考えたものが多いです。今年は「嵐」が結成されて15周年。写真のお守りはそのことにちなんで、皆さんとともに作ったイチゴ型のお守りです。「一期一会」や「嵐に会えますように」の思いが込められています。秋には市内の店舗と共同で栗東産のお米を使ったバームクーヘンも開発する予定で、栗東を盛り上げていくために取り組んでいます。 |
■今後の夢は? |
8月2日には毎年行っている献灯祭を開催し、地域の子どもたちの書画も展示します。今後も地域との関わりを大切にするとともに、若い考えや新しい文化を取り入れ、栗東を元気にしたいです。 |
県内最古の楼門(国指定重要文化財)を有する大野神社。「神社の発展のため、新しいものを取り入れて何かできないか、常に考えています」と語る大宮さん。その人柄と豊かな発想が、全国に栗東ファンを増やしています。 |
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