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 子育て情報  健康増進課 母子保健係
健康な歯で健やかな成長を
 歯は、食べ物を摂取するだけでなく、かむことによって、脳細胞を活性化させる、唾液の分泌を促し抗菌作用を高める、発音を助けるなど、人の成長や体を守るための効果があります。
 歯の大切な機能の1つのかむことは、乳幼児期に母乳から離乳食、幼児食と変化していく中で覚えていく時期です。この時期に歯が健康でないとしっかりとかめない、食べることが楽しくないと思うなど、子どもの健やかな成長を阻害する要因になります。むし歯があったり、かみ合わせが悪い歯並びでは、きちんと食べ物をかめなくなり、食習慣やアゴの発達などに大きな影響を与えます。歯と上手に付き合っていくために、右のポイントを押さえて歯をケアしてください。
◆歯のケアのポイント◆
●歯が生えてきたら授乳後や離乳食後に、毛先の柔らかい歯ブラシを使って、慣れさせることから始めましょう。
●子どもがスプーンを持てるようになったら、自分磨きを始めましょう。仕上げに大人が磨いてあげましょう。

●甘いお菓子類やジュースを口にする機会も増えると、むし歯ができやすく、特に注意が必要です。最後にお茶を与えるなど工夫してください。

●永久歯への生え変わりの時期は、乳歯と永久歯が混在し歯列がデコボコしているので、磨き残しが多く歯肉炎が起こり始める時期です。1本1本ていねいに磨きましょう。

●日ごろから、かみごたえのある食品を積極的に取り入れ、よくかんで食べることを習慣づけましょう。
●乳幼児期から、歯科医院で定期健診や歯磨きの指導を受けましょう。
栗東市歯科保健専門委員会
『広報4月1日号折込の「健康づくりカレンダー」を参照してください』
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