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りっとう再発見 栗東に残る日清戦争
 高野遺跡は、葉山小学校や葉山中学校周辺に広がる遺跡です。これまでの発掘調査で、古墳時代前期(3世紀から4世紀)の竪穴住居約200棟と20基ほどの古墳が発見されています。
 調査の一例をあげると、1984年に葉山中学校を建設するために行われた発掘調査で、校舎や体育館、プールの敷地から30棟の竪穴住居が出土しました。
 今回紹介する古墳は、共同住宅を建設する事前調査で、平成26年9月8日から10月21日の期間で実施されました。場所は葉山幼児園とコミュニティセンター葉山のちょうど中間あたりです。
 古墳は四角い形の方墳ですが、墳丘は後世の開墾などで削って平らにされていて、墳丘の周りに掘られた溝だけが残っていました。溝の幅は2.5m、深さは45pです。この溝を掘った土を盛り土として墳丘を作ります。今回の調査区からは溝の3分の1しか確認できませんでしたが、調査区西隣で1987年に共同住宅を建設する際にもこの方墳の一部が見つかっていて、大きさは溝の外側で16m、溝の内側(墳丘)で11mに復元することができました。高野遺跡で発見された古墳の中では比較的規模が大きいことから、集落内で地位の高い人物が葬られたのでしょう。
 その他、方墳より少し古い時期に作られた竪穴住居3棟が見つかり、たくさんの土器が出土しました。
問合せ
栗東市出土文化財センター TEL.553-3359 FAX.553-3514

◆今後の掲載予定
りっとう再発見…3月号
すだじいの百年日記…2月号

《大宝西保育園》「誕生会と子育てサロンから」
 大宝西保育園では、毎月の誕生会に誕生児の保護者に参加をいただきながら(3〜5歳児)、一緒にお祝いをしてもらっています。
 また、誕生会後は、「子育てサロン」と題して保護者の皆さんと子育てのことや日頃思っていることなどを、話す時間を持っています。
 その中で「最近、よくお手伝いをしてくれ、『ありがとう』ということが増えました。」「子どもから『おかあさん、ありがとう』と言われ、すごくうれしかったです。」「私は『ありがとう』って言えているかなあ。」など、「ありがとう」の言葉の大切さや良さについても、話をしています。
問合せ
幼児課 FAX.TEL.551-0424 551-0149
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