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 りっとうの景観を語る

第39回寄稿 中原 貢

「いきいき花壇」代表
こころをつなぐ花壇づくり
 花壇づくりは、平成24年6月より、川辺の平葉団地内の空き地で、市の許可をいただき、自治会の児童や住民の協力を得て、地ならしやいただいた花苗を植えるところから始めました。
 花壇は、児童の通学路や住民のウォーキングコースとなっており、多くの方がそばを通るときには「たくさん花が咲いていてきれいですね」と声をかけてくださり、世話する者の励みとなりましたが、実際のところ広い土地なので少々大変でした。
 そうした中、昨年度、「市の花と緑のガーデン事業」の募集を知り、応募したところ採択をいただきました。事業の中で、講師の方と話し合いを行い、植え替えをしなくてもよい部分を作ることで、維持管理がしやすい花壇となることを知り、多年草などに植え替えました。また、もともと植えていた繁殖力の強い「ヒメツルソバ」は、雑草よけになると講師の方からアドバイスをいただき、通学路横の雑草地に植え替えたりしました。最初は5メートルぐらいの範囲に植えましたが、徐々に伸び、今は15メートルを超える範囲に及んでいます。この花は、開花期間が約5か月と長く、ピンクのじゅうたんのように咲き、登下校の児童を暖かく見守っているように見えます。今後は、さらに自治会館裏の土手にも植え、少しずつ範囲を延ばしていけたらと思っています。
 花壇には2回目の花が咲き、昨年植えた花の種も芽を出し、私たちを楽しませてくれています。以前に花苗を譲ってくださった方からは、ビオラやパンジーの花苗を購入するだけではなく、自分たちで種から育てることなど、種まきのお手伝いを通じ、いろいろと教えていただきました。また、住民の方や散歩される方とも「花」を通じて、新しい交流も生まれています。
 花は、人の心をやさしくし、元気を与え、応援し、なぐさめてくれると思います。これからも花を育てることを通じて、通る人に感動を与え、明るい地域になればなと考えています。

問合せ
都市計画課 景観・まちづくり係 TEL.551-0116 FAX.552-7000

◆今後の掲載予定
りっとう再発見………3月号

《治田東小学校》「道徳教育を通した『ありがとう』が言える子育ての取り組み」
 本校では、「ありがとう」が言える子育ての取り組みとして、道徳教育の中で、思いやりや感謝の心を育む学習を進めています。
 1年生では、「お世話になった人に感謝して」という資料を読んで、自分の周りにいるいろいろな人にお世話になっていることに気づき、たくさん「ありがとう」が言えるよう学習しました。学習の中で子どもたちから、家庭や学校、地域でお世話になっている皆さんに「ありがとう」を伝えたいという声を聞くことができました。
 「ありがとう」の言葉は、自分も周りの人々も明るく豊かな気持ちにしてくれます。今後も、さまざまな学習活動を通して、「思いやり・感謝の心」を育てていきたいと考えています。
問合せ
学校教育課 TEL.551-0130 FAX.551-0149
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