■写真をはじめたきっかけは? |
中学校で男子バレーボール部に所属していましたが、高校にはバレーボール部がありませんでした。祖父にフィルム式一眼レフカメラをもらい、写真に魅力を感じていたこともあり、写真部に入りました。3年生の時には部長も務めました。 |
■どのような写真を撮っていますか? |
日常の一部をファインダーを通して切り取っています。風景も多いですが、将来は人物を中心に広告写真を撮っていきたいと考えています。現在は作品づくりのために、ツイッターやホームページでモデルを募集しています。3月にも約15件の依頼があり、撮影をしました。スケジュール表も作成し、レンタルスタジオを借りる場合もあります。会話を通して、モデルの魅力を最大限に引き出し、美容室に行っているような雰囲気の中でシャッターが切れるようにしています。その人ならではの表情を捉えられるよう頑張っています。
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■思い出に残っている写真はありますか? |
撮影時は、常に納得のいくまで撮影しています。自分が納得できる写真が撮れるまで、何時間もその場でカメラを構えます。八幡商業高校2年生の時に3つの大きな賞をいただきました。何よりも、プロの登竜門と言われている「2014JPS展」に初めて応募し、7,200枚を超える応募作品の中、20歳以下の部門で入選しました。作品名は「男気」。守山市の「勝部の火祭り」を撮影した写真です。この入賞で、写真家を目指したいと強く思うようになりました。また、「滋賀県ヤング写真展覧会」「古民家フォト甲子園」でも賞をいただき、大きな自信につながりました。
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■今後の夢は? |
この春から日本大学芸術学部写真学科に進学します。将来は人物を専門に撮っていきたいと思っていますが、全国から集まる学生から刺激を受け、感性を高めたいです。夢は、雑誌や広告のポスターを作ることです。
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「フリーペーパーも作りたいし、やりたいことが多すぎます」と語る松井さん。みずみずしい感性は今後もさらに磨かれていくことでしょう。 |
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