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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

中村 里美さん

(39歳・「ももたろう」代表)


大宝西児童館で保護者が主体となって活動する、保護者クラブ「ももたろう」の代表。かわいらしい「スイーツデコ」のワークショップを主催するなど楽しい活動を展開中。 (写真中央が中村さん)

 ■スイーツデコをはじめたきっかけは?
 子どもが大きくなると、みんな仕事をするようになり、「ももたろう」の活動規模が小さくなっていました。昨年2月、子育てサークルの情報交換会で、他の子育てサークルから「大人を中心とした活動はされないのですか?」と言われたこともあり、自分たちで何かできることはないかと考えました。児童館の先生のアドバイスもあり、「紙粘土ならできるかもしれない。それなら、スイーツデコもできるかな…」と思い、1冊の本を買って、勉強したのがきっかけです。
 ■ワークショップではどのようなことをされていますか?

中村さんの活動ブログは
http://ameblo.jp/yuuhinomama
 「スイーツデコ」は、紙粘土からケーキやマカロンなどのスイーツを本物そっくりに作ります。試行錯誤の中、初めてのワークショップは、昨年6月、大宝西児童館で開催しました。児童館の先生や「ももたろう」のメンバーに協力してもらいながら、フォトフレームを作りました。以来、ハロウィンやバレンタインにちなんだマグネット、クリスマスリース、ケーキのメモスタンドなど、100円ショップも利用し、低価格の予算で、季節に応じた作品を作ってきました。着色をしたり、クリームを絞ったり、パーツをデコってもらったり、楽しみながら、できるだけ簡単に作ってもらえるように工夫しています。作品といっても、単なる置物ではなく、日常で活用でき、今後、大切に使ってもらえるものを作ります。
 ■とてもカラフルでかわいい作品ばかりですね。
 大人だけでなく、もちろん子どもたちも楽しんでくれていますが、子どもたちの発想はとても豊かで、作品も上手です。「そんなにデコる?」「こんな作り方があったんだ!」と毎回、発見の連続で、逆に勉強させてもらっています。
 ■今後の活動で考えていることはありますか?
 「ももたろう」は、「メンバーも楽しもう!」をモットーに、各自の得意分野をいかして活動しています。私の家でご飯をみんなで食べている時に、無計画にスイーツデコのパーツづくりをしたりもします。楽しくなくては、続きません。今後も、ゆるやかに、楽しく活動していきたいです。

 7年前に栗東に引っ越してきた時、「友達を作りたい」と、初めて児童館を訪れた中村さん。今、自身が楽しみながらの活動が児童館に笑顔を増やしています。

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