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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

石川 輝伸さん

(47歳・綣)


まちの魅力をPRするために市が募集している「元気創造動画」に11作品を応募。自らが作詞・作曲・歌唱する動画をはじめとする多彩な作品で、栗東の魅力を音楽に乗せて発信されている。

 ■地域の魅力を動画で表現するようになったきっかけは?
 子どものころから歌うことが好きで、大学では男声合唱団で活動し、社会人になってからも声楽のレッスンを続けていました。地域プロデューサーの育成を目的に、淡海ネットワークセンターが開催する、おうみ未来塾の塾生であった時、地域の題材も歌にしているシンガーソングライターと出会い、音楽をいかしたまちづくりをやってみようと思いました。行政がまちを紹介した動画は全国にたくさんありますが、文章量が多すぎるように感じます。背景に流れる音楽も、その場と関係ないものが多く、事実は伝わりますが、雰囲気が伝わりません。地域の雰囲気が伝わるような音楽でまちの魅力を伝えることができればと思い、動画の作成に取り組みました。
 ■「元気創造動画」には、栗東の魅力が凝縮されています

▲安養寺山音楽会での石川さん(左)。「元気創造動画」は市ホームページで発信中。

 「元気創造動画」は1分という限られた時間で栗東の魅力をPRするものです。一番空気感が伝わるのは現地であるため、五線譜を持っていき、その場でイメージを旋律にします。パソコンで作曲した後は、映像を入れて動画にします。「元気創造動画」の作品の一つ、「九品の滝」では、音を減らし、自然のままの滝の音と水の流れがいきるようにしました。また、「自然観察の森」では、新しい試みとして、自分が描いた漫画を入れ、変化に富んだ動画になるようにしました。
 ■安養寺山音楽会にも出演されましたね
 「元気創造動画」を見た人から声をかけていただき、4月の安養寺山音楽会では、「安養寺山」「へそくりパイ・へそくりmanjyu」「たこ公園プレリュード」「安養寺山音楽会」を作詞・作曲し、披露しました。子どもたちも一緒に歌ってくれました。その後、実際にたこ公園で、音楽会の仲間の演奏するビオラでたこ公園の曲を歌う機会に恵まれ、つながりが深まりました。栗東ならではのものを素材にした音楽を作ることは何にも変えられない価値があります。今後も多様な皆さんと連携し、栗東の魅力を音楽で表現していきたいです。

大宝学区地域振興協議会の部会長の経験が地域を知るきっかけとなり、「地域のことをもっと知りたい」と、おうみ未来塾・栗東国際交流協会や市の各種委員会のメンバーになった石川さん。豊かな経験をもとに、栗東の魅力が栗東にしかない音楽で発信されています。

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