活動を始めたきっかけ
　県内各地で楽しまれている、よし笛。平成27年３月、市内の仲間が集い、栗東で初めてのよし笛グループとして誕生し、メンバーが住む栗東の地名「小野」から、「小野小町」にちなみ「小町会」と名付けられました。

現在の活動内容
　現在のメンバーは９人で毎月１回、練習を行っています。ＮＰＯ団体により、毎月第１土曜日に定期的に開場される、旧和中散本舗での演奏をはじめ、依頼に応じてボランティア演奏に訪問。７月31日には、ひだまりの家でデイサービスの利用者に演奏しました。「夏は来ぬ」「みかんの花咲く丘」「琵琶湖周航の歌」などの四季折々の曲や高齢者にとって懐かしい曲など13曲を披露。メンバーが奏でる、よし笛の素朴でやさしい音色に乗せて、利用者の皆さんはともに曲を口ずさみ、時には涙する人も。ヨシ原の四季のパネル紹介もあり、利用者の皆さんがヨシが生息する琵琶湖に思いを馳せながら、よし笛を楽しむひとときになりました。対象者に応じたアイデアあふれる演奏で美しい音色を届け、今後はよし笛だけでオーケストラ演奏のようにできればと夢が膨らんでいます。

ひとことメッセージ
　栗東在住ながら、知らない場所も多く、演奏に伺う場所や伝統行事が、栗東のことを知り、学ぶきっかけになっています。何よりも多くの皆さんとの出会いがあります。よし笛は、音はすぐに出て、軽いので持ち運びも簡単、指を使うのでリハビリにもなり、魅力あふれる楽器。私たちと一緒に楽しみませんか。９月12日(土)に旧和中散本舗の定期開場で演奏します。皆さん、ぜひ聴きに来てくださいね。