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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

田島 千鈴さん

(39歳・安養寺)


「安養寺景観まちづくり協議会」の「花と緑のガーデニング部会」部長であり、カフェサロン「STILLROOM」店主。「馬のまち栗東」を盛り上げようと、馬にちなんだ商品も手作りし、まちの魅力を発信されている。

 ■ガーデニング部会ではどのようなことをされていますか?
 「景観」を切り口に「住んでよかった。これからも住み続けたい」と思えるまちづくりを目指す「安養寺景観まちづくり協議会」。「花と緑のガーデニング部会」はその部会の一つで、安養寺を花と緑あふれる素敵なまちにするため、市役所前の花壇などでガーデニング活動をしています。
 ■活動の楽しさはどのようなところにありますか?

▲毎月、市役所前花壇でガーデニング活動(左)。安養寺山音楽会のメンバーが開店4周年を記念して演奏。音楽会もカフェでのつながりから誕生しました。

 花や木々は、季節ごとの色や香りで楽しむことができ、触れても気持ちがいいです。子どもの頃、里山で野ぶどうを食べたりした経験はありませんか。里山や自然が崩れていく中、そのような体験が身近な公園や公共の場でできたらと思います。目指すは、気軽に花や植物をつまめるような「栗東エディブルタウン」。ガーデンには、ビルベリーやワイルドストロベリーなどを植えており、食べることもできます。晴れた日に、市の木で、栗東のシンボルでもある貝塚伊吹の下に入って見上げてみてください。木陰が心地よいだけでなく、木漏れ日がきらきらと美しく、包み込まれるようで、まるで私たちを守ってくれているように感じます。また、地域の皆さんと花の話をきっかけに交流できることも楽しいです。10月12日に開催の「いちょうまつり」では、ガーデニング部会で、自然素材で作るカードホルダーのワークショップをしますので、ぜひタコ公園にお越しください。
 ■「STILLROOM」からは多くのつながりが生まれています
 何かをやる時に何がよいかは人それぞれ違い、同じ思いの人がつながっていければと思います。現代は、量ではなく質を大切とする時代で、仲間作りが重要です。核家族化の中でも、年齢に関わらず、気の合う人同士がつながり、集う場としての役割を担えたらと思います。このため、交流を大切に、演奏会やワークショップも開催しています。市内には各地域に魅力的な人や場所が点在しています。点在するまちの魅力がさらに増え、面となってつながっていくことができれば、栗東にとって一番の強みになっていくのではないでしょうか。

「人も物もまぜることが好き!」と語る田島さん。訪れる人は「ここは憩いの場であり、交流の場。大好きな場所」と口を揃えます。「STILLROOM」では今日も人が集い、新たなつながりが生まれています。

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