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りっとう再発見 栗東に残る日清戦争
 今回は、本年6月に市内大橋7丁目で行われた手原遺跡の発掘調査で発見された、奈良時代の土馬を紹介します。 
 土馬は馬の形をした小さな焼物で、素焼きのものと窯で焼いた陶器製があります。奈良時代を中心に作られ、遺跡からは川や溝など、水に関わる場所から出土します。主に雨乞いのため、水神に捧げられたと考えられています。
 「日本書紀」(720年)には「日照りが続くと牛馬を殺し、神に捧げた」とあるので、土馬は、生馬の代用品であったのでしょう。
 今回出土した土馬は、お尻の部分だけですが、野洲市北桜南遺跡出土の土馬に見られる眼や鼻、手綱などを竹管により表現する手法が共通しており土馬と判明しました。
 栗東歴史民俗博物館では11月14日(土)から12月27日(日)の会期で「地のまつりと水のまつり〜古代の役所と祭祀〜」を開催します。
 市内出土の土馬9点が揃って出品され、12月13日(日)には研究報告会も行われます。研究報告会では、詳しい解説があります。この機会に、いにしえの栗東に思いを馳せてみませんか。
問合せ
栗東市出土文化財センター TEL.553-3359 FAX.553-3514
《葉山東幼児園》「地域とともに…」
 葉山東幼児園では、地域の高齢者との交流を大切にした活動を進めています。老人クラブの皆さんが園に来てくださったり、招待を受けて地域に出かけて行き、昔ながらのあそびを教えていただいたり、ふれあい遊びを一緒に楽しんだりします。お別れする時には、「ありがとう」「また遊ぼうね」の大合唱です。
 1月にはお世話になった人を招待し、会食やふれあい遊びを楽しみながら、子どもたちの成長を見守ってくださっている地域の皆さんに、感謝の気持ちを伝えています。
 これからも心を通わせる楽しい交流を通して、素直な気持ちで「ありがとう」が伝えられる子どもに育てていきたいと思います。
問合せ
幼児課 TEL.551-0424 FAX.551-0149
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