活動を始めたきっかけ
栗東市商工会の会員、配偶者、親族である女性で構成される栗東市商工会女性部。活動の一つとして、地域の子どもたちの交通安全を願い、20年以上前から「秋の交通安全運動」に合わせ、交通安全グッズを配布する取り組みが始まりました。「馬のまち栗東」にちなみ、平成25年度からは馬のキーホルダーを届けています。
現在の活動内容
キーホルダーは、市内小学校に順番に配布しており、本年度は6つの小学校を対象に約600個を製作。金勝地域にあるヒノキの間伐材に、「RITTO」の焼き印を入れた後、蛍光塗料で色を塗ります。色は、信号機をイメージした、赤・黄・緑の三種類。ニスを重ね、「とび出さない きみも 車も じてん車も」のメッセージが書かれたストラップを付けて完成です。一つひとつが丁寧な手作業で、7月から作業を開始し、9月から10月にかけて児童に配布。栗東の地域資源をいかしたキーホルダーが子どもたちを見守っています。
ひとことメッセージ
焼き印はメンバーの一人がデザインしたもので、「一人ひとりが栗東の大切な子どもたち」という意味が込められています。本年度から、馬には、あえて目と口を書いていません。子どもたちがそれらを書き、自分用のお守りに仕上げてくれればと思います。配布時には、キーホルダーが間伐材から作られたことを説明するとともに、家庭での話題にしていただけるよう、森林保全に関する簡単な冊子も渡しています。子どもたちが栗東の森林を守る心を持ちながら、交通事故に遭うことなく、健やかに成長してくれることを願っています。 |