トップページ(目次)へ

 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。
絵本の世界の楽しさを
 〜にこにこくらぶ〜
 今月は、子どもたちを中心に、絵本の読み聞かせ活動を行い、絵本の楽しさや感動を伝える「にこにこくらぶ」を紹介します。

活動を始めたきっかけ
 平成25年、65歳以上を対象に市が主催した「絵本の読み聞かせボランティア講座」。修了したメンバーにより、平成26年から活動が始まりました。現在は、小学校、保育園・幼稚園・幼児園、学童保育所、老人施設、イベントなどで読み聞かせを展開。定例会、勉強会、研修会なども行い、31人がよりよい読み聞かせに向け、取り組んでいます。

現在の活動内容
 絵本は、対象年齢や時間などを考えて選定。語り口や発声に気を付けることはもちろん、絵本に出てくる題材にちなんだ小道具を手作りするなど、魅力をより広く伝える工夫をしています。本年度は、手作りの大型紙芝居を作製。その一つである「三上山のむかでたいじ」は、「身近な滋賀の民話を知ってもらおう」と、2か月かけて取り組み、メンバー全員で仕上げました。手作りの大型紙芝居に、ペープサート(紙人形劇)や楽器の音響も合わせた読み聞かせは、絵本の世界をより深いものにしています。

ひとことメッセージ
 「自分が好きになった絵本を子どもたちに読んであげたい」「美しい日本語で感動を与えたい」との思いで活動しています。絵本は心の栄養であり、よい本との出会いが大切。改めて私たちが絵本の世界に魅了されるとともに、子どもたちのキラキラした瞳や、読み聞かせ後の「ハイタッチ」にエネルギーをもらっています。メンバーの特技、知恵やアイデアをいかし、心一つに取り組む喜びがあり、活動が生きがいにつながっています。今後も、仲間と力を合わせて、地域に残る民話などを伝えながら、絵本の魅力を広めていきたいです。

問合せ
栗東市ボランティア市民活動センター(社会福祉協議会内) TEL.553-0056 FAX.553-5268
トップページ(目次)へ