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このページは、栗東ならではの地域資源を紹介するコーナーです。
今月のキラリ★ブランド
 浅柄野ワイン
 皆さん、栗東にワイナリーがあり、栗東の地域名が付いたワインがあるのをご存じですか。金勝地域の浅柄野にあるぶどう園で収穫され、そこにあるワイナリーで製造されたワインは「浅柄野ワイン」として全国に出荷されています。
 昭和20年ごろの浅柄野は、松と笹の生い茂る丘陵地でした。昭和21年に開墾に着手され、翌22年には、浅柄野開拓農業共同組合が設立。農地改革を経て土地は地元の手に渡り、昭和23年には正式に金勝村大字荒張字浅柄野として集落認可されています。開拓者たちは土作りにも重点を置きながら努力を重ね、荒地を農地に変えていったのでした。
 昼夜の温度差が激しく日照も良好なこの土地は、ぶどう作りには最適な地。琵琶湖をわたる涼やかな風と山々に囲まれた奥深い土地がヨーロッパに似ており、近年になってさらなる土壌改良を重ねるとともに、幾多の努力のかいがあって、理想的なぶどう園が完成しました。
 金勝山の麓になだらかに広がるぶどう園で、除草剤を一切使わない有機栽培で作られる浅柄野ワイン。浅柄野開拓の歴史や、栗東の豊かな自然を思い描きながら、ぜひ一度ご賞味ください。
問合せ
商工観光課 観光振興係 TEL.551-0126 FAX.551-6158
今月のキラリ★企業
 滋賀宝株式会社

■住所…六地蔵1060
TEL.552-1315 FAX.552-1373

■ホームページ…http://shigatakara.co.jp/
 昭和31年にお土産品の製造・販売を目的として、京都嵐山にて、京都宝製菓株式会社は創業しました。昭和40年には六地蔵に栗東工場を設立し、この地を中心に全国の観光地へお土産品を提供しています。その後、この地域に根ざした活動強化を目指して滋賀宝株式会社を設立して分社化し、日々「おいしさ」と「思い出」をお届けしています。
 「琵琶湖からのおくりもの」をテーマに、この地域ならではの素材を生かした製品作りを特徴とし、とりわけ琵琶湖で獲れたスジエビを使った「琵琶湖のえび煎餅」、近江牛を使った「近江牛ビーフパイ」などは、皆さまから大変ご好評いただいています。
 「琵琶湖のえび煎餅」は、第26回全国菓子大博覧会で最高位の名誉総裁賞を受賞することができました。地元で生産された食材を地元で消費する「地産地消」を推進する「『おいしが うれしが』キャンペーン」にも参加し、栗東の地から、滋賀の魅力を積極的にPRしています。
 弊社はこれからも、この地域の魅力ある素材を生かした製品を作り出し、地域の皆さまや観光にお越しいただく皆さまに、さらに「おいしさ」と「思い出」をお届けできるよう、今後も地域の魅力作りに努めてまいります。
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