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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

石川 孝明さん

(74歳・岡)


 栗東市体育指導員・スポーツ少年団指導者として活躍。治田小学校スポーツ少年団女子バレーボールのコーチとして、約30年にわたり子どもたちを指導。また、平成17年からスクールガードとして、毎日、子どもたちの登下校の見守りを行うとともに、治田小学校・栗東中学校のスクールサポーターとしてボランティア活動を展開。
 青少年の健全育成から、平成28年11月、一般社団法人 日本善行会の「善行表彰」を受賞。


青少年の健全育成のため、ボランティア活動
 ■バレーボール指導のきっかけは?
 中学校・高校とバレーボール部に所属し、中学校はバレーの強豪校でした。約30年前、娘が治田小学校スポーツ少年団女子バレーボールに入り、指導していた先生が転勤になられたため、私がコーチとして指導するようになりました。平成11年頃に6年生が卒業してしまい、入部者もいなかったため、活動が休止した時期もありました。それでも3年後に、孫やその友達を誘って、スポーツ少年団を復活することができました。
 ■指導で心がけていることは?
 「楽しく」を信念に指導しています。今は、治田小学校の体育館で、水曜日の下校後、土・日曜日の午後からの週3回、練習しています。月に1回は1日練習もあります。現代の子どもたちは忙しく、他に習い事などもありますので、「行事を優先してもいいよ」と言っています。約20人の子どもたちがバレーを楽しんでおり、チームの主力は、半数を占める3年生です。成長時の子どもたちなので、無理に体に負担をかけることのないように注意して指導しています。
 長年指導していますので、教えた子がお母さんになり、その子どもたちがここに入ってきてくれることもあります。こういったことが、喜びの一つです。バレーを続けてくれていたり、楽しさを伝えてくれていることがうれしいです。
 ■バレー以外にもさまざまなボランティア活動をされています。
 治田小学校では、毎日のスクールガードに加え、「はるたっこ広場」で毎週金曜日の放課後、子どもたちの活動を見守っています。また、栗東中学校では、「栗中サポーターズクラブ」のメンバーとして学校行事のサポートをしており、本年度は代表を務めています。
 一連の活動で顔見知りになった小学生は、中学校になっても自然にあいさつをしてくれます。大変なこともありますが、指導や見守りで、自分が元気をもらっています。子どもたちに関わることが私のいきがいです。
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