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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

松田 大輔さん

(17歳・栗東高校)


 8月26日〜27日に千葉県で開催された、高校生の馬術日本一を決める「第6回全国高校生馬術選手権大会」で初出場で2位に輝く。
 この大会は、「全日本高等学校馬術競技大会(通称:インターハイの馬術競技大会)」とは違い、高校馬術部に所属していない個人でも、国内の高等学校に在学し、乗馬経験と馬術競技会への出場経験があれば、参加できる馬術大会として開催されている。御園在住。 

「第6回全国高校生馬術選手権大会」で2位
 ■馬術を始めたきっかけは?
 父がJRA栗東トレーング・センターで馬の世話や健康・体調管理をする厩務員で、馬は小さな頃から身近な存在でした。小学5年生の時に、父の勧めで、トレセンの「乗馬スポーツ少年団員」に入団。馬の乗り方から始まり、毎週、土・日・祝日に乗馬苑で、さまざまな技術を学びました。進学した栗東高校でも馬術部に入り、さらに技術を磨いてきました。
 ■全国大会で2位に輝きました
 栗東高校馬術部のみんなで7月に出場したインターハイでは、惜しくも2回戦敗退(ベスト8)でした。「第6回全国高校生馬術選手権大会」を知り、チャレンジしようと決め、練習を重ねました。大会は、正装に身を包み、主催者が用意した馬に乗って、障害飛越を競います。障害飛越は、コース上に置かれた障害物を決められた順番どおりに飛び越して走行する自分の得意競技です。27人が出場し、決勝は3人で一人ずつ騎乗しました。2位という結果は、優勝を目指していたので、残念です。
 ■馬術の楽しさはどこにありますか?
 馬と心を通い合わせることができた瞬間がうれしいです。競技をしていて、自分の意思が通じて馬が思ったように動いてくれた時に特にそう思います。大会では初めて顔を合わせる馬で勝負しますが、意思が上手く通じている時は、馬と自分が一体となっているように感じます。
 ■今後の夢は?
 父のような厩務員になることが夢です。厩務員になるには、競馬学校に入る必要があり、入学資格として、牧場での競走馬・育成馬騎乗経験が1年以上必要です。このため、まずは高校卒業後、北海道にあるサラブレッドの生産から調教までを一貫して行う総合牧場に就職予定です。
 競馬学校を卒業したら栗東に帰って来て、トレセンで働けるように頑張りたいです。
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