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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

山田 恵梨華さん

(25歳・手原)


 10月30日〜11月5日に開催された「第9回キンボールスポーツ ワールドカップ2017東京大会」で女子の部・日本代表として出場し、銀メダルを獲得。
 キンボールは、直径122cm・重さ1kgの巨大で軽いボールを床に落とさないよう、チーム4人が協力し合う競技で、「オムニキン」という掛け声でサーブする。オムニは「 omnipresent (すべて)」、キンは「kinesthesis(運動感性)」で、「すべての人が楽しめるスポーツ」の造語。

キンボールの世界大会で銀メダル
 ■キンボールを始めたきっかけは?
 大学生の時、友人の先輩が所属するサークルがあり、友人に誘われてキンボールを体験しました。とても楽しく、競技として魅力を感じ、そのサークルに入りました。4人集まればチームが組めるので、月1回程度、地域レベルの大会に出場していました。社会人になった今も休日など週に3回、県内を中心に練習に励んでいます。
 ■世界大会で銀メダルに輝きました
 日本代表に選ばれたのは2回目です。日本代表候補になり、選考合宿を経て、最終12人のメンバーに残ることができました。2年に1回の世界大会ですが、今回初めて東京で開催されました。大会には13か国が出場し、決勝でカナダ・フランスと戦いました。前回の優勝国で、キンボールの発祥地であるカナダはとても強い相手です。体格もパワーもある攻撃型のチームですが、私たち日本チームは作戦を考え、先行することができました。「このまま勝てる!」と思ったものの、結局逆転されて、準優勝に終わってしまいました。でも、雲の上だった最強のカナダチームとの力の差が確実に縮まっていることを感じた大会でした。
 ■キンボールの魅力はどこにありますか?
 チーム内では、作戦を考える指示役なので、自分が思ったとおりに試合が運んだ時です。また、守備では、落ちたと思ったボールをスライディングしてぎりぎり拾うことができた時などです。
 ■今後の夢は?
 2年後に世界大会がフランスであるので、金メダルを目指したいです。キンボールには「チャンピオン部門」や「フレンドリー部門」「ジュニア部門」といったさまざまな部門があり、大人から子どもまで楽しむことができます。将来は、キンボールの楽しさを多くの人に伝えていくことができたらと思います。
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