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りっとう再発見 栗東に残る日清戦争
 いよいよ2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開幕が近づいてきました。今から55年前の昭和39年(1964)にも東京でオリンピックが開催されました。このオリンピックではギリシャで採火された聖火が日本国内の4つのルートでリレーされ、10月10日の開会式を目指しました。
 全都道府県を通過する聖火リレーで、滋賀県では第2コースで9月29日、30日に県内43区間でリレーし、京都府から引き継いだ聖火を三重県へと受け渡しました。栗東市域は県内第17区〜20区の4区間が割り当てられました。聖火リレー隊は正走者1人、副走者2人、随走者20人が1セットで構成され、正走者は県内全域、副走者は市域を中心に16〜20歳、随走者は栗東中学校の生徒から、選抜されました。
 9月30日、10時19分、聖火が姿を現すと、待ち構えた山本繁信町長(当時)らが声援を送る中、国道1号の小柿で伊香高校陸上部の堀江榮治さん率いる17区聖火リレー隊に引き継がれていきました。リレー隊は、開業を翌日に控えた新幹線の高架下をくぐり、手原で旧東海道に入って中川千代江さん率いる18区女子隊に引き継がれました。旧街道沿いには日の丸の小旗を手に各保育園、小中学校の子どもたちが列をなして応援しています。18区で聖火は前年に開業した日本初の高速道路、名神高速道路栗東インターチェンジの流入路下をくぐり、19区の高島高校富永哲生さん率いる男子隊へ、続く長浜農業高校の澤千代さん率いる20区女子隊へと引き継がれました。この間、聖火は栗東発展の起爆剤となった栗東インターチェンジと名神高速道路、日本の復興と発展のシンボル、新幹線を横目に見ながら通過していきました。わずか32分間でしたが、聖火とそれを運んだ青年たちは、栗東のまちに新しい時代の幕開けを告げるように駆け抜けていきました。

※2月2日(土)〜3月3(日)まで特集展示「栗東創世記〜聖火が栗東を走ったころ〜」を開催します。詳しくはこちらをご覧ください。

※なお、聖火リレーランナー(正副、随走者)や聖火リレーに関連する資料を探しています。心あたりのある人は栗東歴史民俗博物館まで連絡ください。

問合せ
栗東歴史民俗博物館 TEL.554-2733 FAX.554-2755
《大宝西保育園》子育てサロンで語り合い
 園では、毎月誕生会の後、子育てサロンという時間をもち、「よりよく生活するための12か条」をテーマに誕生会に参加された保護者と職員で、子育てについて語り合い、子育てをする上で大切にしていることなどを意見交流しています。
 「ありがとうの言葉を大事にしています」と話すお母さんや「ごめんなさいで終わらずに考えようということを意識して、子どもと話をしています」と言うお父さんなど、参加者みんなで日々の子どもへのかかわりを振り返っています。職員からも園生活での子どもたちのエピソードを伝えながら、園・家庭・地域でこの取組みを進めていくことを大切にしています。
問合せ
幼児課 TEL.551-0424 FAX.551-0149
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