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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

岸 祐一郎さん

(17歳・野尻)


  県立彦根東高等学校2年生、囲碁部所属。小学1年生から囲碁を始める。
 中学時代、ボンド杯争奪第21回全日本こども囲碁チャンピオン戦中学生の部5位入賞。昨年、第42回全国高等学校総合文化祭囲碁部門男子個人戦6位入賞。他多数入賞。
 今年6月、アマチュア囲碁の最高峰を目指す「第65回全日本アマチュア本因坊決定戦」の県大会で準優勝し、8月全国大会へ初出場(リーグ戦2勝1敗)。 
 現在、囲碁アマ七段。

第65回全日本アマチュア本因坊戦全国大会出場
 ■囲碁を始めたきっかけは?
 小学1年生のころ、祖父としていた将棋をきっかけに、さまざまな種類が入ったボードゲームを買ってもらいました。すべてのボードゲームをやってみて、特に囲碁に強く惹かれました。周りに囲碁を知る人がいなかったので、図書館で囲碁に関する本を借り、両親と一緒に始めました。独学でルールや定石などを覚えたと記憶しています。とにかく楽しくて、一人で黒番と白番を交互に打ったりして、寝食忘れて囲碁ばかりしていました。
 ■これまでの道のりは?
 小学2年生の春、囲碁を本格的に始めるにあたり、両親のすすめで朝日少年少女囲碁名人戦県大会に参加し、25級から始めました。 その後、守山の囲碁教室に通い、翌年、同大会で準優勝し、初段に昇段したのをきっかけに、京都の名門といわれる教室に通うことになりました。礼儀作法に厳しい教室でしたが、毎週末、休むことなく、囲碁に熱中しました。
 中学時代は、運動部で日々忙しく、体力的にも大変な時がありましたが、やめずに京都の教室に通い続けていたことが、今につながっていると思います。
 高校は、団体戦でも全国入賞を目指し、囲碁の強豪校に進学しました。
 ■囲碁の魅力は?
 囲碁は、将棋やオセロに比べて打つパターンが多くて、一手一手の制限も少なく、自由な戦法で打てます。また、一手でも劣勢から優勢に局面を変えることができ、変化が面白いのも魅力の一つです。
 現在、平日の週5日は高校の囲碁部、土曜日は京都の囲碁道場、日曜日は大会などに出場する日々ですが、まだ物足りなくて、もっと囲碁の時間を増やしたいです。
 ■今後の目標は?
 対局では、必要な時以外は持ち時間をあまり使わず、自分の直感を信じて打つようにしています。
 プロは目指していませんが、今よりもっと強くなってアマチュアの全国トップを目指し、自分らしく楽しく頑張っていきたいです。
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