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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

山口 伸さん

(73歳・小平井)


 平成10年設立の栗東市陸上教室は、毎週土曜日、小学4年生〜6年生を対象に野洲川運動公園陸上競技場で活動。現在、生徒は100人以上、指導者約30人。
 栗東市陸上教室の全体的な指導者として、約20年にわたり活躍。
 昨年、栗東市陸上競技協会の発展と市の体育振興発展に寄与されたとして市政功労者表彰を受賞、滋賀県スポーツ協会スポーツ奨励賞を受賞。今年8月、少年少女陸上競技指導者表彰 「安藤百福記念章」を受章。

陸上をとおして子どもたちの成長を見守り続ける
 ■陸上のきっかけは?
 30代のころ、職場の仲間に誘われ、健康維持のため走り始めました。陸上の経験はありませんでしたが、マラソン大会に出場するごとに、どこまでも走り続けられるような感覚、ランナーズハイを経験しました。走ることがとにかく楽しくて、遠方の大会にエントリーすることもありました。
 今の教室とのつながりは、平成6年ごろから地域の仲間と一緒に「全国植樹祭記念びわこ栗東駅伝」に参加するようになりその縁で、陸上教室のお手伝いをしないかと誘われたことがきっかけでした。それ以降、指導者として皇子山陸上競技場に子どもたちを引率した時に、普段とは違った子どもたちの競技に取り組む姿にとても感動し、ますます子どもたちの応援、サポートをしたいという思いが強くなりました。
 ■活動内容は?
 競技の準備やウォーミングアップで一緒にジョギングやストレッチをしています。子どもたちがけがをしないように見守り、市外の大会への引率やリレーチームの編成など教室の全体的な部分でサポートをしています。指導する上で、陸上競技を楽しくやってもらうこと、けがをしないことを特に心がけています。入会した子たちが、わずか1、2年でも大きな成長が見られることに感動とやりがいを感じます。
 教室を卒業してからも陸上を続けている子たちの活躍などもうれしく、毎年、県の高校駅伝の応援に行ったりしています。
 ■今後の目標は?
 応援したいと思う対象があることは幸せなことです。それが子どもならなおさらです。長年にわたり、目標を持って頑張る子どもたちの姿を見せていただき感謝の気持ちでいっぱいです。これからも陸上をとおして、子どもたちに寄り添い、健やかな成長を見守り続けていきたいです。
 また、2024年に滋賀国民スポーツ大会があるので、出場を目指す子たちのサポートができたらと思います。
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