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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

絵本読み語りボランティア
「マザーグース」


 1999年7月、大宝小学校で低学年を対象に、PTA読書会のメンバーを中心に絵本の読み語りを開始。2006年に大宝東小学校が開校、両学校で活動中。
 現在は、現役小学生のお母さんやOGで構成され、メンバーは46人。毎週水曜日、朝の学習時間の10分間に絵本の読み語りを行う。今年で活動20周年を迎える。

子どもたちへ絵本の読み語りを始めて20年
 ■きっかけは?
 1999年6月、大宝小学校で「地域に開かれた学校を目指す」というお考えの校長先生との座談会がありました。私たち保護者からも「学校にお願いするばかりでなく、何か協力できることがあるのではないか」という思いで意見交換する中、「絵本の読み語り」が提案されました。この提案に校長先生はじめ、学校の先生からも応援をいただき、翌月からPTA読書会のメンバーを中心に、低学年への絵本の読み語りが始まりました。
 ■活動内容
 子どもの成長を見るのが好きで、絵本が好きなお母さんたちが、大宝小学校と大宝東小学校で、朝の学習時間の10分間に絵本の読み語りをしています。低学年は毎週1回、高学年になると年に数回になりますが、各学年に合わせた読み語りを行っています。 
 6年生は卒業前に、授業の一コマ(45分)をいただいて、卒業のお祝いと今までたくさんのお話を聞いてくれたお礼を込めて、お話会をプレゼントしています。本の世界へ自然に入れるように暗幕をしたり、紙芝居やまき絵などを使って、心に残るお話会になるよう、毎年9月ごろから準備や練習を始め、趣向を凝らしています。このようなお話会ができるのも、1年生の時から継続してきた絵本の読み語りを土台として成り立っているように感じます。
 ■ひとことメッセージ
 子どもたちのうれしい笑顔と輝く瞳がマザーグースの活力です。子どもたちに絵本の楽しみを知ってほしい、週に一度でもほっとできる絵本の時間を過ごしてほしいという思いのもと、学校のご協力を得て、細く長く継続してきました。これからも子どもたちに喜んでもらえるよう末永く続けたいと思います。地域ぐるみで子どもたちの成長を見守る活動が広がることを願っています。
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