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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

小林 一成さん

(35歳・野尻)


 小学2年生からテニスを始め、京都の「四ノ宮テニスクラブ」に入会。12歳で「関西小学生テニス選手権」のシングルスでベスト4。18歳で「関西ジュニアテニス選手権大会」のシングルスでベスト16。
 草津市内の事業所にエンジニアとして勤める一方、昨年10月「第81回全日本ベテランテニス選手権」で初出場ながら35歳以上シングルスとダブルス両種目で優勝。同大会の活躍が評価され、11月に栗東市スポーツ賞、12月に京都市スポーツ賞を受賞。

全日本ベテランテニス選手権 シングルス・ダブルス優勝
 ■テニスのきっかけは?
 小さいころから、父が「都市間交流スポーツ大会(テニス)」の京都代表で出場していて、その姿を見ているうちに、テニスをやりたいという思いが強くなりました。父からは「やるなら、真剣にやりなさい」と言われ、きちんと指導してもらえる四ノ宮テニスクラブに入会しました。プレイヤーの限界に挑戦するような反復練習で、日々、コートの端から端まで全身を使って、ボールを追いかけていました。小・中学生の頃に全国大会に出場できるレベルまで上達しました。
 ■全国大会への再挑戦
 大学入学後は、テニスサークルや趣味で楽しむ程度でしたが、社会人3年目ごろからテニス仲間の後輩に誘われ、試合に出場する機会が増えました。試合が増えるにつれ、テニス熱が蘇ってきて、せっかくなら全国大会優勝を目標にしようと決断し、昨年1月から再び、四ノ宮テニスクラブで練習を再開しました。復帰直後の練習では、酸欠で倒れることもありましたが、高校までのハードな練習で培った基礎的な能力と負けず嫌いな性格のおかげか、次第に体力や試合勘を戻しました。
 全国大会ではシングルスの準決勝で、昨年の優勝者と対戦する山場もありましたが、相手の弱点を分析して臨みました。調子が良く、ストレートで決めることができたことが優勝につながったと思います。
 ■今後の目標は?
 同大会での連覇です。前回とは違って、他選手からマークされている中で、勝ち進むのは厳しいと思いますが、自分に打ち勝つ思いで、頑張りたいと思います。
 私はオールラウンダーなタイプで、相手に合わせて戦略的な戦いができるところが強みだと思っています。追われる立場を跳ね返せるよう、今後も厳しい練習に励み、優勝を目指して大会に臨みたいと思います。
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