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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

小泉 一夫さん

(小柿・83歳)


 退職後は、自治会長や地域振興協議会会長、人権擁護推進委員などを歴任。民生委員・児童委員や交通安全シルバーキャラバン隊での活動に対して、市政功労者表彰受賞。2013年に生涯まちづくり審議会委員の委嘱を受け、放課後子ども教室「はるたっこ広場」事業に参加。令和2年9月に内閣府よりエイジレス章受章。

年齢にとらわれず生き生きとした生活を
 地域の子どもの育成や子どもの居場所作りを中心に活動されている小泉さんが、内閣府が提唱する「エイジレス・ライフ実践事例」に選ばれ、本市で初めてエイジレス章を受章されました。
 ■地域活動を始めたきっかけは?
 在職中は、仕事一筋で地域活動とは無縁でした。退職後は育ててくれた地域に恩返しがしたいと考え、自治会活動や民生委員などさまざまな活動に取り組んできました。治田学区の地域教育協議会への関わりをきっかけに、地域の子どもの育成に重点を置いた活動を始めました。
 ■子どもに重点を置いた活動とは?
 子どもの育成に携わりたいとの思いから、治田学区で「はるたっこ広場」事業に参加しました。現在は、小学生を対象に、放課後に小学校やコミセン、体育館を使用し、子どもたちと勉強したり、遊んだりしています。正月遊びでは、羽子板作りや凧揚げ、七夕では七夕飾りをみんなで作ったりと日本の四季に伴う伝統行事を学ぶこともできるようにしています。
 週末に公民館で行っていた宿泊体験「治田宿」では、集団生活で自主性を学べる場として取り組んでいました。これらの活動を通して、異学年との交流を大切にし、思いやりや協調性を育んでいってほしいと思っています。
 ■エイジレス章受章おめでとうございます。
 退職してからずっと、何よりも育ててくれた地域に恩返ししたいという思いを胸に、これまで活動してきました。今回名誉な章をいただき、その功績が認められ、大変嬉しく思っています。
 ■今後の抱負は?
 地域の子どもたちがすくすく育ってくれることが私の生涯の喜びです。また、趣味のゴルフを楽しみながら健康維持に努め、元気である限りは、子どもたちの明るい声を励みに、今後も社会とのつながりを大切に子どもたちの育成に関わっていきたいです。

エイジレス・ライフとは…年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送ること。
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