小柿遺跡発掘調査の最新情報をご報告します。昨年10月から12月にかけて行われた調査では、古墳時代の河川、奈良時代の溝、古墳8基などが確認されました。古墳はいずれも削平されて墳丘は残っていませんが、周囲に廻る溝(周溝)の形から全て方墳であったと推定されます。大きさは、一辺が7・7m、周溝幅1・9〜2・4m、深さ20pの古墳が一番大きく、残り7基はおおむね一辺が5〜6m前後の小規模の古墳でした。
これまでに小柿遺跡で発見されている古墳は最大で一辺が17mあり、今回確認された古墳は、階層的にはその下位にあたるクラスの古墳と思われます。出土遺物は、土器以外にガラス小玉が1点見つかっています。古墳の時期は、今から約1600年前の古墳時代前期から中期と推定されます。
古墳時代の河川は、約26 mにわたって確認され、幅5〜6・5m、深さ1・3m前後あります。
河川の一番下の層からはたくさんの土器が出土しました。なかでも注目されるのは、滋賀県以外の地域から運ばれてきた土器が目立っていることと、まつりで使用する手づくね土器がまとまって見つかったことです。近くで行われた過去の調査では木製の琴も見つかっています。調査地付近の水辺は、琴を奏でながら、水や祖先に感謝するようなまつりがおこなわれていたのではないでしょうか。 |
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問合せ
出土文化財センター TEL.553-3359 FAX.553-3514 |
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東京2020オリンピック聖火リレーが栗東市にやって来る! |
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延期となった東京2020オリンピック聖火リレーは、「希望の道を、つなごう。」をコンセプトに、3月25日に福島県からスタートしています。
本市では5月27日(木)17時29分に栗東市民体育館をスタートし、手原駅前をゴールとする1・6キロメートルのコースを8人のランナーが駆け抜けます。
聖火リレールートとその周辺道路では、交通規制を実施します。沿道住民、企業の皆さんには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いします。 |
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問合せ
スポーツ・文化振興課 スポーツ・文化振興係 TEL.551-0318 FAX.552-5544 |
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