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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

清水 結香さん

(8歳・荒張)

同志社小学校2年生。塩野直道記念 第9回「算数・数学の自由研究」作品コンクール(注)(通称、MATHコン)に「ヘンゼルとグレーテルの法則〜私にもできるSDGs〜」の作品名で応募し、総応募数1万7429件の作品の中から、最優秀賞のうち文部科学大臣賞を史上最年少で受賞。
(注)…小中高校生が日常生活で感じた疑問や課題を、算数や数学の力を活用して探究する作品を応募するもの。

文部科学大臣賞を最年少で受賞
 ■応募のきっかけは?
 私はお菓子が大好きなので、分ける時に一番大きいものを選んでしまいます。「ヘンゼルとグレーテル」はお菓子の家を食べる時、喧嘩をしていなかったので、仲良く分ける方法があるのか調べてみようと思いました。「算数・数学の自由研究」には昨年度も応募しています。地区審査から中央審査会の最終審査に推薦されましたが、賞をとることはできなかったので、今年度は最優秀賞に選ばれて、とても嬉しいです。
 ■自由研究で何を学びましたか?
 お菓子を等分にすることが難しかったので、分け方について書かれている本を図書館で借りて調べ、毎日遊んでいる折り紙と、得意なそろばんを使い、私なりに工夫してお菓子を等分にする方法を考えました。
 お菓子を分ける方法を調べているうちに、戦争は領土の取り合いで起きてしまうことを知りました。もし、世界の国が仲良く領土を分けることができたら、きっと戦争がなくなると思います。お菓子を仲良く分ける方法を通じて、領土を仲良く分けるにはどうすればよいかなど、SDGs16番目の「平和と公正をすべての人に」への考えも深めることができました。未来にすべての人が幸せになれるように、これからも「ヘンゼルとグレーテルの法則」をもっと研究して、私にもできるSDGsを考え続けていきたいです。
 ■今後の目標は?
 乳酸菌についての知識を深めて、3年生の自由研究では、SDGs3番目の「すべての人に健康と福祉を」につなげたいと思っています。
 体の細胞に興味があるので、将来はがん細胞や抗生物質を調べる研究者や博士になりたいです。これからも、日常の「なぜ?」を大切に、たくさん研究し、世の中の役に立ちたいです。
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