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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

橋本 真之介さん

(33歳・野尻)


「子どもと目に見えない信頼関係でつながりたい」と保育士を志す。私立保育園で5年間勤務後、現在は市内公立園の葉山幼児園に勤務。
自作のパネルシアターや絵本の読み聞かせ動画をYouTubeやインスタグラムなどSNSで配信。コロナ禍で感じた子どもたちへの感謝や未来への願いを込めた応援歌「願いごと〜この世界に生きる子どもたちへ」の作詞を手がけ、幼児向け遊戯歌のCDに収録。休日は、親子イベントや男性保育士グループで子育て支援の交流会を開催。

親子が笑顔になれる時間を届けたい
 ■動画や歌を投稿したきっかけは?
 コロナ禍でこれまで当たり前だった保育の日常がなくなり、子どもたちの笑顔がどれほど自分の生きる力になっていたかに気づかされました。日々の思いや実体験を発信することで、コロナ禍での保護者の不安な気持ちを少しでも勇気づけれたらとSNSの投稿を始めました。配信を始めたところ、多くの反響があり、「明るい気持ちになれた」「親子で楽しめた」など喜びの声をいただきました。
 ■絵や歌は得意でしたか?
 保育士になった頃は、苦手なことばかりで、絵も歌も下手で、人と話をすることさえ苦手でした。簡単なイラストキットを買って練習したり、保護者へのお便りの空いたスペースに絵を描いたりコツコツと取り組みました。好きという思いを持ちながら、苦手なことにも向き合って挑戦し続けるうちに、自分なりに表現できるようになりました。遊び歌や手づくり絵本は、あそび歌作家の鈴木翼さんから「自分で制作してみたらおもしろいよ」と背中を押され、普段子どもと接する中で見ている子どもの姿やつぶやきを表現しています。
 ■子どもたちの未来が輝くために…
 今後も保育士の仕事を続けながら、親子コンサートなど親子で楽しめるイベントの企画やSNSでの発信を続けていきたいです。子どもや保護者、自分を支えてくれている人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、活動をとおして、皆さんを元気にしていける存在になりたいと思っています。
 子どもが笑えば、大人も自然と笑顔になります。自分が接している子どもや保護者に少しでも笑顔になってもらうために、まずは保育士として目の前の仕事を第一に、これからも子どもたちと一緒に成長していきたいです。
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