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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

びわ湖ブラインドコーラス隊


2019年、栗東市視覚障害者福祉協会のメンバーを中心に、視覚障がい者や、その介助者など8人のメンバーで結成。月に1回コミュニティセンター大宝東で練習を行う。介護施設などで演奏会を開催し、歌声を披露。令和4年度元気創造まちづくり事業の助成を受けて活動。

心ひとつに歌声を届けます
 ■結成のきっかけは?
 視覚に障がいがあっても歌うことは気軽にでき、元気に頑張っている姿を見せたいとの思いから、五行歌のサークルの会員が集まって結成しました。最初は歌うことが苦手なメンバーもいて、楽譜も読めないのに続けていくのは無理だろうと誰もが思っていました。続けていくうちに、舞台に立って自信がつき、歌うことを楽しめるようになりました。サークル内に指導者がいたことも大きな原動力になりました。
 ■オリジナル曲も
 「上を向いて歩こう」や「手のひらを太陽に」など誰もが歌える曲や懐かしのフォークソングのほか、オリジナル曲も歌います。昨年6月に、さきらで初めてミニ演奏会にゲストとして出演し、拍手喝采を受けたことが、自信につながりました。デイサービス大宝の家など介護施設でも歌声を披露しています。
 また、たくさんの人に活動内容を知ってもらおうと、動画を制作し、今年の6月にYouTubeにアップしました。皆さんに視覚障がいのことを知ってもらえるよう、毎月レッスンを受けながら、地道に練習しています。私たちの歌声が、視覚障がい者と晴眼者の架け橋になればとの思いで活動しています。
 ■今後の活動は?
 先日なごやかセンターで、老人福祉センターの利用者のためのコンサートを開催しました。初めてアンコールをいただき、とても嬉しかったです。
 今後は、他のコーラスグループと交流を深めながら活動を続けていきたいと思っています。歌は決して一流とは言えませんが、下手でもいいんです。歌は心を一つにします。
 明るく、楽しみながら、精一杯心を込めてこれからも歌っていきます。
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