トップページ(目次)へ

 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

北村 光雄さん(荒張・69歳)


栗東市ボランティア観光ガイド協会副会長。元小学校教諭。定年退職後にボランティアガイドを始め、ガイド歴8年。
趣味は登山、沢登り、ヨット、スキンダイビング、キャンプ、スキー、バイク、自転車、ガーデニングなど自然と向き合い自然と一体化できること。マリンスポーツの指導者としても活躍中。

自然を知り尽くした栗東の達人
 多くの趣味を持ち精力的に活動する北村さんが本格的に山歩きを始めたのは50歳を過ぎてから。今では槍ヶ岳や穂高連峰の岩山を縦走したり、雪山キャンプを友人と楽しんだりされています。「山さえ選べば、年をとっても登れる。同じ山でも四季折々の景色を見ることができますよ」。そんな自然と山をこよなく愛する北村さんが「滋賀県の中でも栗東市は素晴らしい所です」と魅力を語ってくれました。
 ■人と喜びを共有できる
 金勝山の清掃登山に参加したのを契機にボランティアガイドになり、すっかりガイドにはまってしまいました。金勝寺を中心に僧の修行の場であった金勝山には古くからの歴史があり、「歴史を知って歩くとまた違う」と日々勉強をしながら、来る人のニーズに合わせたガイドを行っています。ガイドを通じて、さまざまな人とともに自然や歴史を体感しながら、喜びを分かち合えることに嬉しさを感じています。
 ■栗東の魅力を伝えたい
 金勝地区は「単なる田舎」ではなく「由緒ある田舎」です。栗東には豊かな自然や優れた景観だけでなく、確かな歴史もある。金勝山やその山麓には1300年前から始まる金勝寺、そしてその後関連の寺社が多くでき、一大仏教文化圏であったことから、重要文化財に指定された仏像や建造物が多く伝えられています。栗東には世界に誇れる歴史的遺産がたくさんあるのに、地元の人さえそのことを知らず、埋もれてしまっていると感じています。まず地元の人が栗東の良さを知ることが大切。良さを知ることが地元地域への愛着につながり、そのことが人を集め、大事な文化や文化財を後世に伝えることができる。だからこれからも栗東の魅力を伝え続けますよ。
トップページ(目次)へ