金勝小学校の創立150周年を記念する「金勝小学校創立150周年お祝いの会」が、11月1日開催されました。
式典は二部構成で行われ、第一部は、市長が学校の長きにわたる歴史と、地域住民による学校教育への多大な貢献を称えました。
続いて、地域で活動する美和鼓太鼓(びわこだいこ)の皆さんによる迫力ある太鼓の演奏が盛り上げました。
今回の創立記念事業を機に、卒業生有志が「金勝小学校創立150周年記念事業実行委員会」を結成。金勝小学校で学ぶ子どもたちの教育環境をさらに充実させるため、保護者、地域住民、卒業生、地元企業など全国へ広く寄附を呼びかけました。クラウドファンディングなども活用し、600万円を超える寄附金が寄せられ、この支援により、体育館の音響設備、大型スクリーン、児童用図書などが在校生へ寄贈されました。また、在校生の保護者らで組織されるPTAからは野外時計が贈られました。
第一部の結びに、児童代表が感謝の言葉を述べ、「次の200周年では、私たちが活躍できるよう努力したい」と、未来への強い決意を表明しました。
第二部では、児童たちによる音楽会が披露されました。子どもたちの澄んだ歌声と元気あふれる演奏が体育館に響き渡り、来校した多くの人々が惜しみない拍手を送りました。
150年の歴史と伝統を受け継ぎ、地域と一体となって発展してきた金勝小学校。子どもたちが誓った「200周年での活躍」に向け、さらなる力強い飛躍が期待されます。 |