○栗東市身体障害者自動車操作訓練費助成事業実施要綱
平成13年11月1日
告示第125号
(趣旨)
第1条 この要綱は、身体障害者の社会参加を促進するため、身体障害者が自動車の操作訓練を行い、運転免許を取得するのに要する費用(以下「操作訓練費」という。)の一部を助成し、もって福祉の増進を図ることを目的とし、その助成に関し、栗東町補助金交付規則(昭和63年栗東町規則第11号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(助成対象者)
第2条 操作訓練費の助成対象者(以下「対象者」という。)は、次に掲げる要件に該当する身体障害者で、道路交通法(昭和35年法律第105号。以下「法」という。)第98条第1項に規定する自動車教習所(以下「教習所」という。)において教習を受け、同法第84条第3項に規定する普通自動車免許(以下「免許」という。)を取得することにより、就労が見込まれる等社会活動への参加に効果があると認められるものとする。
(1) 障害の程度が1級から4級までの者
(2) 前号に掲げる者のほか、障害の種別が肢体不自由であって、当該障害のために運転する自動車を改造する必要がある者
(助成額)
第3条 助成額は、対象者が免許を取得するために、教習所において教習を受けるのに直接要した費用の3分の2以内の額(その額が10万円を超えるときは10万円)とする。
(助成の申込み)
第4条 対象者は、操作訓練費の助成を受けようとするときは、教習開始前に栗東市身体障害者自動車操作訓練費助成申込書(別記様式第1号)を提出しなければならない。
(助成の承認)
第5条 市長は、前条の申込書を受理したときは、その内容を審査し、助成の承認の可否を決定するものとする。
(助成の交付申請)
第6条 助成の承認を受けた者(以下「助成者」という。)は、免許を取得した日から60日以内に栗東市身体障害者自動車操作訓練費助成交付申請書(別記様式第3号)に次に掲げる書類を添付し、市長に提出しなければならない。
(1) 取得した運転免許証の写し
(2) 免許を取得するのに要した費用に係る領収書
(3) その他市長が必要と認めたもの
(助成金の交付決定)
第7条 市長は、前条の規定による申請書を受理したときは、その内容を審査し、助成金の額を決定するものとする。
(助成金の交付)
第9条 市長は、前条の規定による請求書を受理した日から30日以内に助成金を交付するものとする。
(助成金の返還)
第10条 市長は、偽りその他不正な行為により助成を受けた者があるときは、その者に対し、既に支払った助成金の一部又は全額の返還を命ずることができる。
附則
この告示は、平成13年11月1日から施行し、平成13年4月1日以降の申請分から適用する。