栗東市総合防災マップ 目次 琵琶湖西岸断層帯震度分布図 1ページ 地震災害対策 2ページ 津波情報 4ページ 原子力災害時の対応 5ページ 風水害・土砂災害対策 6ページ 河川情報 7ページ 土砂災害警戒区域 8ページ 土砂災害の前兆 9ページ マイ・タイムライン 10ページ 関西電力送配電からのおしらせ 12ページ 災害時の通信手段 13ページ 防災のページ 防災メモ 14ページ 避難所一覧 16ページ 栗東市指定緊急避難場所一覧 医療機関一覧 栗東市の取り組み 18ページ 災害履歴 20ページ 全体図 21ページ ハザードマップ 22ページ 洪水(野洲川・金勝川) 浸水・土砂災害・家屋倒壊等氾濫想定区域 想定最大規模区域図 浸水継続時間想定区域図 1ページ 琵琶湖西岸断層帯震度分布図 このマップは、琵琶湖西岸断層帯地震が発生した場合の想定震度を示しています。 2ページ 地震災害対策 巨大地震震度想定について 滋賀県では、琵琶湖西岸断層帯等による地震や高い発生確率が示された南海トラフ地震について被害想定を行っています。琵琶湖西岸断層帯による地震では市内で想定される震度は、おおむね震度6弱で市北部地域等では一部震度6強が想定されています。また、南海トラフ巨大地震が発生したときは震度6弱が想定されています。地震は、いつ、どこで発生するかわからないのが現実です。「起こりうる大地震」に備え、住宅の耐震化・家具の転倒防止・生活必需品の備蓄等の防災対策に取り組む必要があります。 地震発生、まずは自分の身を守りましょう ・丈夫な机やテーブルなどの下にもぐり、机などの脚をしっかりと握りましょう。 ・揺れで出入り口がゆがんだり、戸が開かなくなることがあります。戸を開けて、出入り口の確保をしましょう。 ・あわてて、家の外に飛び出さないようにしましょう。瓦やガラス、看板などの落下物があるかもしれません。 ・家具が倒れたり棚の上の物が落ちてくるかもしれないので、離れて揺れがおさまるのを待ちましょう。 ・物やガラスが落ちてくる危険がありますので自動販売機やビルのそばに近づかないようにしましょう。 ・自動車を運転中は、ハザードランプを点灯し、緩やかに減速、緊急車両の妨げにならないように道路の左端に停止しましょう。 ・使用中のガス器具、ストーブなどは、揺れが治まってから火を消しましょう。 ・海に近い所にいる場合は強い地震や弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに海岸から離れ、高台などの安全な場所へ避難しましょう。 ・テレビ、ラジオなどから正しい情報を入手し、デマに惑わされないようにしましょう。 ・建物の倒壊や落下物などの下敷きになった人がいたら、地域のみんなが協力しあって救出活動を行いましょう。 3ページ 震度階級表 震度と揺れ等の状況 震度階級0  ・人は揺れを感じないが、地震計には記録される。 震度階級1  ・屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。 震度階級2  ・屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。 震度階級3  ・屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人の大半が、目を覚ます。 ・棚にある食器類が音を立てることがある。 震度階級4 ・ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。棚にある食器類は音を立てる。 ・据わりの悪い置物が、倒れることがある。 震度階級5弱 ・大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。 ・棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。据わりの悪い置物の大半が倒れる。 ・固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。 震度階級5強 ・大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。 ・テレビが台から落ちることがある。固定していない家具が倒れることがある。 ・補強されていないブロック塀が崩れることがある。 ・耐震性が低い建物の壁などにひび割れ・亀裂がみられることがある。 震度階級6弱 ・立っていることが困難になる。 ・固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。 ・耐震性が低い建物では瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがある。倒れるものもある。 震度階級6強 ・立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。 ・固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。 ・耐震性が低い建物は傾くものや、倒れるものが多くなる。 ・がけ崩れや地滑りが発生することがある。 震度階級7 ・固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともある。 ・補強されているブロック塀であっても破損するものがある。 ・耐震性が高い建物でも、まれに傾くことがある。 ・大規模な地滑りや山体の崩壊が発生することがある。 建物の耐震化で家の安全対策 阪神・淡路大震災では、亡くなられた人の約9割が自宅の倒壊による圧死や窒息死でした。大切な家族や自分の命を守るためには、地震に強い家に住むことが一番です。 ・住まいの耐震強度を確認しましょう。栗東市では、耐震診断や耐震改修にかかる費用の一部を助成する制度があります。 ・木造住宅の場合、シロアリ被害などで柱などが腐っている場合もあります。点検して必要があれば、修理しましょう。 家具の固定や配置の工夫で家の中の安全対策 建物が無事でも家具が転倒すると、その下敷きになってけがをしたり、室内が散乱することにより逃げ遅れてしまう場合があります。家庭での被害を防ぎ、安全な逃げ道を確保するためにも、家具の転倒・落下防止対策を実践しておきましょう。 ・寝室や子ども、高齢者がいる部屋には、倒れそうな家具は置かないようにしましょう。 ・タンスや本棚などは、配置に工夫をして、下敷きにならない、出入り口をふさがないようにしましょう。 緊急地震速報利用の心得 緊急地震速報とは 緊急地震速報は推定最大震度5弱以上が予想される地域に対し、地震による強い揺れを事前にお知らせする情報です。 緊急地震速報の入手 テレビ・ラジオ  テレビやラジオを視聴しているときに報知音とともに放送されます。 携帯電話・スマホ  緊急地震速報を受信し、報知音でお知らせします。 緊急地震速報を発表してから強い揺れが到達するまでの時間は、長くても数秒から数十秒と極めて短く、震源に近い所では速報が間に合いません。 周囲の状況により具体的な行動は異なります。日頃からいざというときの行動を考えておきましょう。