海外で新型コロナワクチン接種を受けた方

更新日:2023年04月12日

海外で新型コロナワクチン接種を受けた方は、接種を受けたワクチンの種類や回数に応じて、国内におけるワクチン接種の取扱いが異なります。

海外で新型コロナワクチンを接種した場合の取扱い

海外において日本で承認されているワクチンを接種した場合

日本で薬事承認されている新型コロナワクチンを海外で接種した場合、日本においては、その次の回から接種を受けることになります。

【例】
海外で接種した回数 必要な手続き
3回目接種済み 追加接種(4回目)接種券の申請
2回目接種済み 追加接種(3回目)接種券の申請
1回目接種済み 初回接種の2回目接種券の申請

海外において日本で承認されていないワクチンを接種した場合

日本で薬事承認されていない新型コロナワクチンを海外で接種した場合も、接種を受ける本人や保護者が希望する場合、日本でのワクチン接種は可能です。その場合、日本では未接種として取り扱います。

【例】
海外で接種した回数 必要な手続き
3回目接種済み 初回接種(1回目・2回目)の接種券の申請
2回目接種済み 初回接種(1回目・2回目)の接種券の申請
1回目接種済み 初回接種(1回目・2回目)の接種券の申請

 

日本で承認されているワクチン

【日本承認のワクチンと海外製のワクチン】
日本で承認されているワクチン 左記のワクチンを接種したものとみなすことができる海外製のワクチン

ファイザー社製「コミナティ筋注」

(5~11歳用及び6か月~4歳用を含む)

復星医薬(フォースン・ファーマ)/ビオンテック社が製造する「コミナティ(COMIRNATY)」

モデルナ社製

「スパイクバックス筋注」

アストラゼネカ社製

「バキスゼブリア筋注」※1

インド血清研究所が製造する「コビシールド(Covishield)」

武田社(ノババックス)製

「ヌバキソビッド筋注」

インド血清研究所が製造する「コボバックス(COVOVAX)」

ヤンセンファーマ社製

「ジェコビデン筋注」※2

※1アストラゼネカ社製は、日本で追加接種(3回目接種以降)で使用するワクチンとしては未承認のため、海外でアストラゼネカ社製を3回接種している方でも接種済回数は「2回」となりますので、国内で接種する場合は追加接種(3回目)として接種します。

※2ヤンセンファーマ社製のワクチンにおける初回接種の接種回数は1回です。海外で1回接種している場合、日本では2回目接種まで完了しているものとみなし、海外で2回接種している場合、日本では追加接種(3回目)が完了しているものとみなします。

接種回数の例

海外で1・2回目にモデルナ社ワクチン、3回目にアストラゼネカ社ワクチンを接種した場合

日本では2回接種済となります。(アストラゼネカ社ワクチンの3回目接種は日本では未承認のため。)

日本で1回目にファイザー社ワクチンを接種後、海外で2・3回目として未承認ワクチンを接種した場合

日本では1回接種済となります。

海外でヤンセンファーマ社ワクチンを2回接種した場合

日本では3回接種済となります。(ヤンセンファーマ社ワクチンの1回目接種は、日本での1・2回目接種の扱いとなるので、2回目の接種が日本での3回目接種となります。)

国内未承認ワクチンとの交互接種について

現在、国内承認ワクチンと未承認ワクチンの交互接種に係る安全性等の科学的知見はありません。接種をご希望の場合は、それらを理解していただいた上での接種となります。また、医師と相談の上、接種するものとなりますので、予診の結果、交互接種が認められない場合があります。

接種券の発行申請

接種を希望される方は、接種券の発行申請の手続きをお願いします。申請方法などは、下記のページをご覧ください。

参考

この記事に関するお問い合わせ先

ワクチン接種推進室
〒520-3015
栗東市安養寺190
電話:077-554-6155
ファックス:077-554-6156​​​​​​​

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