オミクロン株対応2価ワクチンについて

更新日:2023年05月09日

オミクロン株対応2価ワクチンについて

オミクロン株対応2価ワクチンとは、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンで、新型コロナウイルスの従来株とオミクロン株に対応した2価ワクチンのことを言います。

栗東市では、12歳以上を対象とした追加接種(3回目接種以降)において、令和4年10月1日からオミクロン株対応2価ワクチン(BA.1)、11月1日からオミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5)を使用しています。

小児(5~11歳)の追加接種については、令和5年4月1日からオミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5)の接種を実施しています。

前回までの接種に用いたワクチンの種類にかかわらず接種が可能ですが、初回(1・2回目)接種には使えません。

ワクチンの種類と対象年齢
対象年齢 ワクチンの種類 接種量
12歳以上 ファイザー社 0.3ミリリットル
12歳以上 モデルナ社 0.5ミリリットル
5~11歳 ファイザー社 0.2ミリリットル

(注)令和4年12月14日より、モデルナ社ワクチンの対象年齢が18歳以上から12歳以上に拡大されました。

(注)ファイザー社ワクチンの12歳以上用と5歳から11歳用は異なる種類です。

オミクロン株対応2価ワクチンについての説明書

12~15歳のお子様の保護者の方へ

5~11歳のお子様の保護者の方へ

従来型1価ワクチンについて

初回接種に使用する従来型1価ワクチンについては、下記のページをご覧ください。

※ファイザー社の従来型1価ワクチン及びモデルナ社の従来型1価ワクチンでの追加接種(3回目以降の接種)は令和5年3月31日で終了しました。令和5年4月1日以降の追加接種は、オミクロン株対応2価ワクチンのみとなります。

オミクロン株対応2価ワクチンの効果

従来型ワクチンを上回るオミクロン株への効果が期待されています。

オミクロン株対応ワクチンの追加接種には、オミクロン株の成分が含まれるため、従来型ワクチンと比較した場合、オミクロン株に対する重症化予防効果、感染予防効果、発症予防効果それぞれに寄与する免疫をより強く誘導します。

そのため、オミクロン株に対して、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果とともに、持続期間が短い可能性があるのの、感染予防効果発症予防効果も期待されています。

2価ワクチンであることにより、様々な新型コロナウイルスに反応します。

異なる2種類の抗原があることにより、誘導される免疫も、より多様な新型コロナウイルスに反応すると考えられます。

そのため、今後の変異株に対して有効である可能性がより高いことが期待されています。

オミクロン株対応2価ワクチンの安全性

ファイザー社およびモデルナ社の2価ワクチンの薬事承認において、どちらのワクチンも従来型ワクチンとおおむね同じ症状が見られました。

ワクチン接種を受けるには、本人の同意が必要です。

ワクチン接種を受ける際には、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について正しい知識を持っていただいた上で、ご本人の意志に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。

ワクチン接種後の副反応については、下記のページに掲載しています。

この記事に関するお問い合わせ先

ワクチン接種推進室
〒520-3015
栗東市安養寺190
電話:077-554-6155
ファックス:077-554-6156​​​​​​​

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