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テーマ展
下戸山の歴史と文化

会期:11月30日(土)〜12月23日(祝)


栗東市下戸山(りっとうししもとやま)は、古代豪族小槻(おづき)氏の本拠地として、古代栗太郡(くりたぐん)の中心的な地域となっていました。平安時代末期には、鳥羽上皇の中宮であった美福門院(びふくもんいん)が坂本日吉大社に建立した新塔の仏燈供料所として寄進され、のちに青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)に伝領されています。砥山庄(とやまのしょう)とよばれたこの庄園は、室町時代後期に上砥山(かみとやま)、下戸山に分れ、ここに下戸山の原型ができました。青蓮院門跡の影響力が衰えた室町時代末期には青地庄(あおじのしょう)に組み入れられ、在地領主青地(あおじ)氏の勢力下に置かれました。江戸時代になると村は膳所藩(ぜぜはん)領と旗本知行所(もしくは幕府領)の相給となりました。明治維新後、明治5年(1672)からは栗太郡第2区下戸山村となり、明治18年から22年までは目川(めがわ)村ほか12ヶ村連合戸長役場に属し、明治22年の町村合併によって治田(はるた)村の一部に、昭和29年(1954)の合併によって栗東町の一部となりました。
本展では、この下戸山の歴史と文化を展観し、現在の下戸山の成り立ちと変遷を紹介しようとするものです。

●出品リスト



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