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み〜んなのひろば
 皆さんは巨木という言葉を一度は聞いたことがあると思いますが、実際どういう木なのか分からない人が多いと思います。昭和63年(1988)に環境庁(現在の環境省)が全国一斉に巨木の調査を行うに当たり「巨木の定義」を設定しました。それによると、地上1.3mの位置で幹周りが3m以上の樹木と定められ、また幹が複数に分かれている場合には、それぞれの幹周りの合計が3m以上あり、主幹の幹周りが2m以上のものとされています。この定義に当てはめると市内にも数多くの巨木が存在しています。今回は市内にある2本の巨木を紹介します。
@大宝神社(綣)のクスノキ
 幹周り4.6m 樹高28m 推定樹齢約300年
 日本ではクスノキを「楠」と書きます。南の国、中国や台湾から入ってきたと思われるからです。中国では「樟」を使います。このクスノキは県内では3本の指に数えられる巨木です。
A五百井神社(下戸山)のスギ
 幹周り4.9m 樹高35m 推定樹齢約500年 伝承樹齢2000年
 大きなコブを蓄え、石塚の中で堂々とそびえています。片側の枝全体が白く枯れている様に木の歴史を感じます。
 この木には次のような伝説があります。この辺りが戦場となっていた壬申の乱の時、大友皇子の子、与多王がこの木に馬をつないだと伝えられています。果たしてこの木なのか? この木のみぞ知る…
 さあ皆さん、巨木に会ってみませんか。"木から気"をもらうあなたの絶好の「パワースポット」となりますよ。
問合せ
経済観光振興課 TEL.551-0126 FAX.551-0148

 それは音楽会を4日後に控えたリハーサルの日のことです。大太鼓を担当しているAちゃんが思うようにリズム打ちができず「先生、僕もう大太鼓やめたい!」と目にうっすら涙を浮かべて訴えてきました。「大丈夫だよ、まだ日はあるから一緒に頑張ろう!」と励ましましたが、一度言い出すと気持ちを変えない様子のAちゃん。ついには「もう幼児園来ないし、音楽会も休む…」と言い出しました。このまま大太鼓をしなかったら、きっと園生活最後の音楽会はつらい思い出しか残らないのでは…と心配していると、Aちゃんの隣で小太鼓を担当しているBちゃんが、「大太鼓はAちゃんしかできないよ。僕も小太鼓一人で心配やけど、Aちゃんと一緒にやっているからできるねんで」と声を掛けてくれました。Bちゃんの言葉に少しずつ表情が和らいできたAちゃん。「僕が失敗したら隣で教えてくれる?」とAちゃんが言うと「失敗しても頑張ったらいいんやで。」と励ますBちゃん。Bちゃんの言葉に勇気をもらい、Aちゃんが「先生、僕やっぱりやりたい」と伝えてきました。気温が低く冷たい部屋の中に、温かい空気が流れました。音楽会当日、笑顔で楽しんだAちゃん。ステージから降りると、Bちゃんとハイタッチをしていました。
(園から)



飯村茂樹さん(52 歳・小柿)

 写真家。市内、県内などの身近な場所を中心に、動物、植物、野鳥、小さな生き物、風景などを撮影。写真絵本や図鑑など、数多くの著作がある。





■写真を始めたのは?

 中学生のころに初めて写真に興味を持ちました。趣味として本格的に始めたのは大人になってからです。子どものころから自然の中で遊ぶのが大好きだったので、自然の写真を撮りに出かけるようになりました。

■プロの写真家になったのはいつですか?
 27歳のとき、池のほとりでカメラを構え、カワセミがやってくるのを待っていました。すると、カワセミではなく、幻の鳥ともいわれるヤマセミがファインダーにアップで映ったのです。頭の上の水滴が付いた羽が立ち上がって朝日で輝く姿に感動し、夢中でシャッターを切りました。その瞬間、プロの写真家になろうと決めたのです。

■どのようなものを撮影されますか?
 小さな植物から空の雲まで、おもしろいと思ったものは何でも撮影しています。同じ場所で同じものを季節を変えて撮影する定点撮影もよく行います。例えば、モミジや桜の木々などを、四季を通じて撮影しています。花の時期、紅葉の時期だけではなく、同じ木の四季を追うことで、その木にやってくる虫や鳥などがいることにも気付き、被写体はどんどん広がっていきます。

■主な撮影場所はどこですか?
 気候やどんな生き物がいるかをよく知っている身近な場所で撮影することが多く、ほとんどが県内です。市内では金勝山が多いです。その他、市内の田んぼや池でもよく撮影を行っています。

■今後、どんなものを撮ってみたいですか?
 何かテーマを見つけ、何年もかけて撮っていくことを繰り返しています。今後も今まで撮ってきたものを撮り重ねていき、テーマに厚みを持たせていこうと思います。


“「私の写真が、子どもたちが自然に興味を持つきっかけになればいいな」と語る飯村さん。作品には子ども向けの写真絵本や図鑑がたくさんあります”
 〜振り込め詐欺に注意!〜
 一時は減少した振り込め詐欺による被害が再び増えています。以前と同様の手口で、複数の人物が登場する劇場型です。息子に成り済ました男が「風邪をひいて声が変やけどオレや! 実は会社の金を使い込んだことがばれた!」と電話をしてきます。次に、上司に成り済ました男が「金で解決できる。会社には知られない!」と言ってきて、お金で何とかなると思い込ませます。電話をとった人は息子が不祥事を起こしたと思って焦ってしまい、誰にも相談せずに相手の言いなりになって、振り込んでしまうというものです。
 また、数年前から金融機関などの職員や警察官をかたる人物にキャッシュカードを渡し、暗証番号も教えてしまって大金を引き出されたというケースが増えています。突然、このような電話がかかってきたら冷静ではいられなくなりますが、相手がお金のことを持ち出してきたら要注意です。一人では判断せずに、家族や信頼できる人に相談しましょう。
問合せ
生活環境課 消費生活相談窓口 TEL.551-0115 FAX.552-7000
 草津警察署安全伝言板
新入学(園)シーズンの交通事故に注意!
子どもの交通事故で多いのは、
○道路への飛び出し
○車の直前・直後からの横断
○道路で遊んでいる
などによるものです。

【子どもたちを交通事故に遭わせないために…】

@子どもたちに正しい交通ルールを教えましょう。子どもは大人のすることを見てまねをします。子どもの見本となるよう、まず大人が交通ルールを守りましょう。

A子どもには、近所や通り道での危険な場所や、安全確認の方法を教えましょう。
Bドライバーは子どもを見たら、「飛び出すかもしれない」と考え、注意しましょう。
問合せ
草津警察署 交通課 TEL.563-0110 FAX.563-0116
このコーナーでは、皆さんからの投稿を募集しています。
(1)イラスト・絵手紙
(2)詩
(3)あなたが撮った市内の風景(人物が写っている場合は、本人の了承を得て投稿してください)
(4)子どもの何気ない一言など。
投稿は、未発表のものに限ります。はがき・FAX・Eメールなどでお寄せください。ペンネームでも結構です。ただし、(1)(3)は掲載後、返却しますので、必ず住所と本名を記載してください。
また、地域でキラリと輝く人を紹介してください。広報係が取材に伺います。
【あて先】〒520-3088(住所不要)
栗東市役所政策秘書課広報係
TEL:551-0641 FAX:554-1123
E-mail:[email protected]
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