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 本市教育委員会では、心も体も頭も元気いっぱい、笑顔いっぱい、「将来の夢に向かってきらり瞳輝く栗東の子ども」の育成を目指して、『くりちゃん元気いっぱい運動』を展開し、その成果が少しずつ表れてきています。
 今回の特集では、これまでの取り組みの状況を紹介します。
〇早ね・早おき・朝ごはん〜ふだんの生活習慣アンケート〜 
 「子どもたちの持てる能力を十分発揮させるには、家庭での基本的な生活習慣の定着が重要である。」との考えから、くりちゃん元気いっぱい運動の一つの柱として、PTAと協働で「早ね・早おき・朝ごはん運動」に取り組んでいます。アンケート調査は平成18年度から始め、今年で6年目です。アンケート項目は、次の8項目です。
 @起床時刻 A朝ごはん B家族との食事 C就寝時刻 D睡眠時間 E家庭学習の時間 Fテレビやゲームの時間 G読書の時間
 ここでは、6年間の調査結果の一部を紹介します。
 まず、グラフ@は、小学5年生の家庭学習の時間の経年変化をまとめたグラフです。年を追うごとに1時間以上家庭学習をしている子どもたちが増えてきており、くりちゃん検定などの取り組みの成果が表れ、学習習慣の定着につながっていることが分かります。
 一方、グラフAは、今年度の中学3年生の読書の時間が、小学4年生の時からどのように変化してきたかをまとめたものです。中学生になった途端に読書をしていない子どもたちが増えており、発達段階による急激な変化の様子がうかがえます。
 「読書は心の栄養」といわれます。今後は、中学生の子どもたちに、たとえ10分でも「読書の時間」をつくって読書の習慣を付けてほしいと願っています。
〇きらりフル チャレンジ〜くりちゃん検定〜 
 くりちゃん元気いっぱい運動の二つ目の柱が、学習習慣の定着を主なねらいとした「きらりフル チャレンジ〜くりちゃん検定〜」です。平成20年度に小学校で本格実施し、順次中学校でも取り組みを進め、昨年度初めて中学3年生までの市内の全小中学生がくりちゃん検定にチャレンジしました。
 そこで、これまでの取り組み成果の一部を紹介します。
 グラフBは、毎年9月に行ってきた小学校の第2回漢字検定において、1回目の検定で80点以上を取って認定された子どもたちの割合(認定率)を表しています。問題の難易度により学年の差はありますが、どの学年も年々認定率の向上が見られます。そして、認定されることでさらに「やればできる」という自信が生まれ、学習習慣の定着につながっていると思われます。今後も、「がんばったこと」、「前より向上したこと」、「認定されたこと」に対する、保護者や家族の皆さんの賞賛や励ましを続けてほしいと願っています。
〇さらなる意欲の向上を! 
 これからも、子どもたちのさらなる意欲の向上を目指して、『くりちゃん元気いっぱい運動』を推進するため、家庭でも下の『くりちゃん元気いっぱい「007大作戦」』にぜひ取り組んでください。そして、「将来の夢に向かってきらり瞳輝く栗東の子ども」の育成に市民の皆さんの温かいご支援をよろしくお願いします。
『栗東 教育きらりの日』教育講演会
〜本年度から中学生を対象に実施〜

 本市では、平成19 年度から東北大学の川島隆太教授に教育顧問をお願いし、くりちゃん元気いっぱい運動の取り組みに助言をいただいています。また、広報りっとうでは川島教授のアドバイスを連載しています(こちらを参照)。
 その他、「栗東 教育きらりの日」の教育講演会でも毎年講演いただいており、本年度は11月8日(火)に栗東西中学校の生徒を対象に講演をしていただきます。来年度以降も順次中学生を対象にした川島教授の講演会を予定しています。

■作戦001 今までより「30分」早く寝よう!
 一日の疲れをしっかりとって翌朝すっきり目覚めよう!

■作戦002 今までより「30分」早く起きよう!
 早起きして一日をすっきりスタート!!

■作戦003 朝ごはんでエンジンを始動しよう!
 朝ごはんは元気の源! おかずもしっかり食べよう!

■作戦004 テレビとゲームの時間を「2時間以内」にしよう!
 「ノーテレビ&ノーゲーム」デーを決めよう!

■作戦005 食事中はテレビを消そう!
 食事中はテレビを消して家族のコミュニケーションの場にしよう!

■作戦006 いろいろな本を読もう!
 「読書の時間」をつくって、読書の習慣を付けよう!

■作戦007 「予習・復習・きらりフル」に取り組もう!
 「学年×10分」の時間は机に向かって集中しよう!

問合せ
学校教育課 TEL.551-0130 FAX.551-0149
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