9月1日より、不活化ポリオワクチンが定期接種に導入されます。これにより、ポリオの予防接種は従来の生ポリオワクチンから不活化ワクチンによる医療機関での個別接種となります。不活化ポリオワクチンは24年度中には接種希望者の接種が完了するよう順次供給される予定です。
ただし、接種希望者が集中した場合、一時的に接種が受けにくくなる状況が生じることもあります。
対象者…生後3か月〜90か月になる1日前までの間にある人
接種方法…
1期初回接種:20日〜56日の間隔をおいて3回接種。当面の間に限って20日以上の間隔をおいて必要な回数を接種。
1期追加接種:初回接種完了後6か月以上の間隔(12か月〜18か月の間隔をおくことが望ましい)をおいて1回接種。
※現時点では、1期追加接種は定期接種に含まれないため、自己負担になります。
過去のポリオワクチン接種歴に応じた受け方…不活化ポリオワクチン導入(平成24年9月1日)から、4種(百日せき・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ)混合ワクチン導入までの接種方法は以下のとおりです。
今までの接種歴 |
これからの受け方 |
注意事項 |
ポリオワクチン接種をまだ1回も受けていない人 |
不活化ポリオワクチン接種を合計4回(初回接種3回+※追加接種1回)受けてください |
※追加接種とは、生・不活化を問わず、全体をとおして4回目となるポリオワクチン接種です。現時点では、追加接種は定期接種に含まれませんので、自己負担になります。(現在、国内臨床試験を実施中のため、データが整い次第定期接種に導入予定です) |
生ポリオワクチン接種をすでに1回受けている人 |
不活化ポリオワクチン接種をあと3回(初回接種2回+※追加接種1回)受けてください |
不活化ポリオワクチン接種をすでに1〜3回受けている人 |
国内未承認の不活化ポリオワクチン接種も含め、合計4回(初回接種3回+※追加接種1回)となるよう、残りの回数を受けてください |
生ポリオワクチン接種をすでに2回受けている人 |
不活化ポリオワクチン接種を受ける必要はありません |
栗東市内の実施医療機関…うつのみや医院、片岡クリニック、ごとう医院、こびらい生協診療所、三愛小児科診療所、耳鼻咽喉科岩崎医院、大宝医院、てはらクリニック、パームこどもクリニック、ひえだ医院、樋上循環器科内科医院、松下クリニック、まるやま医院、栗東なす耳鼻咽喉科
※申込みが必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問合せください。
※草津市内の医療機関については、市ホームページをご覧ください。
※栗東市・草津市以外の滋賀県内の医療機関で予防接種を受けたいときは、事前に健康増進課へお問合せください。
持ち物…母子健康手帳、すくすくカード、本人確認ができるもの(健康保険被保険者証など)
※定期の予防接種を受けるとき、原則保護者の同伴が必要ですが、やむを得ず保護者(親権者・後見人など)以外の親族(同居の祖父母、成人の兄姉など)が同伴する場合は「予防接種委任状」が必要です。委任状は健康増進課または実施医療機関でお渡ししています。また、市ホームページからもダウンロードできます。 |